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第72話 ドイツ名物?犬の駐車場

2011年10月11日 19:44

ドイツに住む元妻から面白いメールが届いた。ドイツでは、お店や公共機関でよく犬を見かけるほど犬と人間のパートナーシップが市民権を得ているそうだが、それには、飼い主の意識の高さや、ルールの厳しさ、そして、インフラの整備が欠かせない。そこで、犬と人間が快適に共存する為のインフラに、様々なアイデアが出されているようで、このメールによれば、犬のパーキング(!)、すなわち犬を一時的につなぐ施設というものが、州や地方にもよるだろうがドイツでは充実しているそうだ。これを読んで私は、これは大変グッドなアイデアだと、目から鱗が落ちる気持ちになった。


元妻は、「わざわざお金を払ってまでこんな所に連れてこなくてもいいのに・・・」と記したが、私はそうは思わない。犬は飼い主に深く依存する。その気持ちは、まるで人間の幼児のようだ。ひとり取り残されたワンコ達は、パパやママが居ない事を深く悲しみ、「まだかな?まだかな?」と、ひたすら帰りを待ち続ける。特に私のような、2人きり(人間と犬が一対一)の場合、濃密な関係になり過ぎて、ペットホテル等に犬を置いて旅行など、よほどの事情が無い限り、ありえない。そんな事はできないのだ。だが、もしこういう施設が日本でも充実していたなら。当時私は、どれほど自由が得られただろうか。そして、チビッ子達と、どれほど楽しく、あっちこっちへ行けただろうか、などと、うらやましく思う。


日本でこんなものが出来たら、犬を盗む人や捨てる人が続出し、放置された糞尿の悪臭や、鳴き声の大騒音などで、ひどい犬公害が発生する?・・・そんな事は絶対無い、と信じたい。ドイツの市民に出来て、我々に出来ないはずが無い。犬への理解や飼い主の犬調教レベルが、仮に全体的にドイツより低いとしても、先人の経験という知識、すなわち「教科書」が有るわけだから、そのアドバンテージでプラスマイナスゼロだ。工夫と改善次第では、日本に適した、さらに進んだシステムも作れるだろう。高齢化が進む日本の社会に、お年寄りの大切なパートナーとなりうる犬の為のインフラの整備は、これに限らず、ぜひ社会全体で考えて欲しいと思う。人間を癒やす犬の非常に素晴らしい能力を考えれば、その費用対効果は大変高い、と言えないだろうか。

これが噂の、犬パーキング
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散歩の途中コンビニに立ち寄り、戻ったら店の外のちょっとしたバーにつないでおいたワンコが、外れて居なかった事がある。幸いすぐに確保できたが、近くにある高速道路のような広い道路に出ていたら、即はねられアウトだったろう。こういう施設が充実しているのが、うらやましい。

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一緒にお出かけ。うれしそうに、はしゃいでいる。運転中は一切邪魔をしないおりこうさんだった。山へ旅行中などどうしても食事や買い物等で、車内に置き去りにせざるを得ないことがあった。昼間直射日光が当たれば、涼しい季節でも車内は一瞬で高熱になる。当然そういう時に置き去りにすることはなかったが、念のため車は幌車にしていた(これはマツダのロードスター)。幌車は、幌を少し開けておけば、車内が超高温になることがない。また、大雨等で万一水没したとき、脱出が容易で安全。等々、意外なメリットがある。光の加減?チビッ子の目が変。

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実際はこういう可愛い目。まだ幼い頃。ちょっと買い物に行くからお留守番。つながれて、やはりかなり不服そう。寂しそうな、悲しい目をしている。




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