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第67話 担当医もびっくり?

2011年09月17日 20:31

担当医も「おお」と言うほどの回復ぶりである。例えばヘモグロビンa1c値は、12.1から7.0だ。自分が一番よく知っているが、体調等々これは、ほぼ同じ条件で計っている。掛け値なしでこの数字どおり改善したとみていいだろう。様々な精密検査の結果、肝臓は脂肪が少し心配だったが、腎臓の状態は良かった。その他にも特に異常は発見されなかった。よかったよかった。本当に良かった。 ・・・ この二ヶ月で何が変わったのだろうか。もちろん処方された薬が効果的だったのが一番だろうが、あまりはかばかしくない結果になる人も居るので、それ以外の面でも何か良い事があったに違いない。今後の為にも、自分の体の事なので、ここは素人なりにいろいろ考えてみよう。


栄養士の先生から個人指導を受けたが、特に目新しい情報はなかった。聞いた話は常識的な話ばかりだった。だから、これといって食生活は変わっていない。いやむしろ先月は、山に遊びに来た弟一家が滞在した一週間、弟の可愛いお嫁さんが張り切り、毎日朝昼晩三食ごちそうづくしだったので、普段よりもかなり大量にカロリーを摂取したはずだ。私のようなダラシナイ者は、一旦ごちそうの味を覚えてしまうと、なかなか元の質素な食生活には戻れない。一ヶ月経った今でもその影響が残っているほどだ。おまけに飲酒量も増えている。その結果体重は、二ヶ月前よりも、やはり少しだが増えている。「症状改善には減量が絶対条件!」と担当医から言われていたのに・・・だ。 


この結果は、ある面白い事実を突きつける。闇雲に体重減を迫った、この子憎たらしい担当医(尊大な若いイケメン医師)よりも、栄養士の先生(親切で優しい若い美女。惜しくも人妻!)の言っていた事の方が正しかったのだ。


彼女は、食事の模型を見せながら、比較的ボリュームのある食事を認め、無理な減量は体調を壊す、一ヶ月に1kg以上減量すべきでないと私に説いた。病気と闘うには体力が必要だとも説いた。血糖値等を下げるためだけなら、今は良い薬がいろいろある。95kgから65kgへ、いきなり30kgも減量せよと迫る担当医の乱暴な言葉に私はうろたえたが、よく考えれば「何日で」が抜けている。だから(私にはそう聞こえなかったが)、彼の脳内では、結局のところ彼女と同じ事を言っていた、と解釈すべきだろう。まるで、「血糖値を下げる為に断食しろ!」と聞こえたのは、私の空耳である。そして、あの美しい彼女が言ったとおり、充分な食事をとっていたにもかかわらず、私の数値は、劇的に改善した。


彼女の教えで印象的だったのは、バランスだ。主食とおかず。おかずは偏食せず魚介類、牛肉豚肉鶏肉、植物性タンパク、調理した野菜と生野菜等々をバランスよく摂る。そして、くだもの、酒類もOK、少量だが甘いデザートまでOKだという。食事の模型で説明を受けたが、「え、こんなに食べていいんですか?」と思わず聞いてしまうほどの量だった。ごはん(米)の量など、てっきり一日の量かと思ったら、一食分だった。これが計算して出した私の適正量だという。30kg減の厳命の悪夢から、夢のような天国の話へ。私は思わず彼女の手を握り締め、愛を告白しそうになった、と先生に言ったら、「あ~残念でした。私結婚してルンです♪」とウケた。帰り際彼女が、大きな声で私の名前を呼びながら、駆け足で追いかけてきた。ハアハア言いながら私の腕を掴み、ある物を渡してくれた。「なんだろ、ひょっとしてアドレス?人妻なのに!」などとアホな事を考えながら袋をあけたら、手作りの資料、健康的な食事を実現する為のパンフレットだった。「ありがとう先生!」「お大事に~」と笑顔で去っていった彼女の後姿が、とても印象的だった。ある番組によれば、離婚された男は、何故か人妻にモテるそうだが、あああれがそういう現象だったのか?だとしたら、ラッキーな話である。


話が脱線したが、頂いたその資料を見て、やはり私の食事に生野菜が決定的に不足している事が分かった。そこで私は、ある秘密兵器を購入しに行った。それは、野菜を簡単に、紙のように、あるいは糸のように切る道具だ。前にTVで見た食べ物番組の、ベトナムでのロケでそれを見た。現地の人々は、それで大量に生野菜を摂取しているという。私は、その道具の中に、シンプルな皮むき器のようなものを発見した。そこで早速大きな百円均一店へ行ってみると、様々な物が置いてあったので、とりあえず何種類か購入し、試してみた。それらは、イマイチな、サラダ用には到底使えない(野菜炒めにはピッタリ?)物ばかりだったが、正に望んでいた素晴らしい物がひとつだけあった。ダイソーで買った安っぽい白色の小さな皮むき器だ。その切れ味は、恐ろしいほどで、少しでも指に触れれば、確実に自分の血を見る事になる、極めて危険な品だった。だから最初は怖くてうまく使えなかったが、最近は慣れてきて、上手に切れるようになった。切ったキャベツを周囲にばら撒く事もほとんどなくなった。細くて紙のように薄いキャベツは、どんな料理にも合い、旨味が増す。食感も良くなる。おかげでキャベツの摂取量は、飛躍的に増えた。キャベツはやはり体にいい。この極薄キャベツを食べれば、誰もが実感するだろう。



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山に帰ってきた。もうススキが満開だった。涼しかった。(今はもう寒い)  35℃の猛暑の名古屋が嘘のようだ。 体に一番良かったのは、実は山歩きだったのかもしれない。山歩きは百薬の長?

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5年ぐらい前の写真。体型は当時とさほど変わっていない。体重はむしろ10kg近くも減っている。にもかかわらず思わぬ病に。健康維持は、難しいものだ。

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前の古いブラウン管テレビが出火(燃えた!)ので新たに購入したテレビ。TVオタクが厳選して選んだのがこれ。日立製。最新モデルだが激安。このテレビの素晴らしさついて後日書きたい。




コメント

  1. ren | URL | H3.T54zY

    ああ、よかった。
    この調子でどんどん元気になって下さい。

    バランスのとれた食事は大切です!!
    (人のこと言えないけど)

  2. イシュのパパ | URL | -

    Re: タイトルなし

    コメントありがとうございます!
    いや~可愛い女性に心配されるなんて、うれしいな。
    もうすっかり元気になりましたので、ご安心ください。
    一時体調が超悪かったのですが、おそらく原因は無理なダイエットでしょう。
    栄養士の先生の、あの指導にめぐり会わなければ、
    本当に、やばかったかもしれません。
    それまでは「30kg減」を目指して、ほとんど絶食状態でしたから。

    「蓮様ホイホイ」の効果はいかがですか?
    蓮ちゃん、年だから、いろいろ心配ですね。
    「あご乗せ」か。なつかしいな・・・。
    新しい記事を、いつも楽しみにしています。

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