FC2ブログ

第49話 騒音はやめて~

2011年05月18日 20:19

騒音訓練、俗にいうラジオトレーニングというやつだが、子犬のとき、うるさい環境で育てると静かな犬になり、逆に静かな環境で育てると、うるさい犬になるという。本当だろうか? 私は、イシュの時に、その訓練の必要性を痛感した。しかし時すでに遅しで、大きくなってから訓練しても、多少は良くなったが、あまり効果はなかった。カミナリはもちろん、夏になると近所の子供たちが鳴らす花火にも、敏感に反応し、それら騒音を怖がり、キュンキュンキュンキュン泣き続けた。その泣き声がうるさいし、怖がって可哀想だから、頼むから花火をやめてくれ、と祈ったが、深夜まで近くの堤防等で花火をする連中も多く、何度も110番通報をした。


話はそれるが、深夜に花火をするような者は、社会の平穏を脅かす犯罪者というべきで、公権力の行使は当然と考える。住民はただちに通報すべきだ。私が自治会副会長をやっていた時に、住民を代表して警察と様々な話をしたが、対暴走族やこういう迷惑族の摘発に、警察は非常に協力的だった。悩んでいる方は、すぐに警察に相談した方がよい(自治会を通した方が効果的かも)。 話を戻して、もちろん暴走族の爆音も、イシュは大の苦手だった。こういう騒音は、都会に住む者には、避けて通れないことだろう。騒音訓練、ラジオトレーニングは、都会に住むワンちゃんには、必須だと思う。


そういうイシュの経験から、チビッ子には、小さい時に様々な試みを行った。真面目な話、暴走族を求めて、チビッ子を助手席に乗せて町をさ迷ったりした。しかしこういう時に限ってなかなか現れない。結局対暴走族騒音訓練はできなかった。花火も、チビッ子がうちへ来たときは、そういう季節ではなかったので、経験できなかった。昔、イシュの時に読んだある本に、爆竹を使え~みたいな事が書いてあったので、どうしようか迷ったが、ご近所の手前もあり、結局これも試せなかった。


つまりチビッ子は、騒音訓練がほとんどやれなかったわけだが、第17話で記したように騒音に非常に強かった。カミナリも平気なら花火も平気、暴走族の爆音も全く平気だった。これはいったいどういう事なのだろう?


もちろん生まれ持った資質・特性の違いがあろう。それはとりあえず横へおき、環境だけを考えてみる。原因は2つ考えられる。ひとつは、ダイナミックレンジの違いだ。家の中の音の強弱、デシベルの最小値と最大値の違いのことだが、一人暮らしだと、私がしゃべらなければ家の中は無音になる。聞こえるのはパソコンや冷蔵庫の冷却ファンの音ぐらいだ。家族がいる普通の家とは、比べ物にならないほど静かなはずだ。だから同じ大きさの音でも、相対的にずんと大きな音になる。私が弾くピアノやヴァイオリンの音に、爆竹並の効果があったかもしれない。


もうひとつは、静かとは真逆だが、絶対的な音量も、かなり大きかった事だ。ピアノやヴァイオリンは、フルパワーで弾くと、相当な音量になる。地下鉄の騒音並みと言われるほどだ。幸いうちは、窓をしっかり締め切り、音が外に漏れないようにすれば、広い庭もあるので、常識的な時間なら外に迷惑をかける事はほとんどない(お隣で気にしている家は皆無だった)。しかし家の中の同居人はたまったものではない。同居人がいると、音は自由にならないのだ。元妻はその点理想的な人で、オーディオを聞くとき等、とても協力的だったが、それでも自由ではなかった。たとえば、たとえ山奥の山荘でも、彼女が寝ている深夜に、大音量を鳴らすような事は、当然できないし、しなかった。それが一人暮らしでは、いつでも、自由に鳴らせるのだ。


つまりチビッ子は、普通の家よりもはるかに静かな、ダイナミックレンジの広い家で、にもかかわらず、窓を閉め切った状態でフルパワーのピアノ演奏やヴァイオリン演奏を目の前で頻繁にやられるという、野蛮な爆竹訓練も真っ青の、過酷な騒音訓練を受けていたということになる・・・。 どうりで騒音に強かったわけだ。 あはは、ごめんねチューちゃん。

nhj.jpg
私の演奏に聞き入るチビッ子?
実は虐待的過激騒音訓練だった? ・・・まあ結果オーライさ! ^^;
静かな曲も多かったしー!

静かなヴァイオリン曲。名ヴァイオリニストの作曲家ヴィオッティの、 祈りの瞑想



ブログ村 (ブログを詳細に分類して紹介するサイト。関心あるカテゴリーを探すのに便利)

 ブログ村 ドーベルマン    ブログ村 犬 思い出・ペットロス    ブログ村 一人暮らし





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doberman05.blog100.fc2.com/tb.php/61-17145088
    この記事へのトラックバック