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第46話 GWは嫌い・・だ

2011年05月04日 22:20

今年のゴールデンウィークも賑やかで楽しそうだ。ご近所の子供たちがはしゃいでいる。幹線道路に出れば大渋滞、ショッピングセンターも客であふれている。 ・・・昨年は、このゴールデンウィークの賑やかで楽しそうな声が響く中、あるいはご近所の美味しそうな幸せいっぱいのバーベキューのニオイが漂う中、私は家にこもり、必死にチビッ子の介護をしていた。それは辛い現実、絶望との戦いだった。


もうすぐチビッ子の一周忌。
あれから少しは悲しみが癒えたのだろうか?
少しは忘れられた?

少しも癒えていない。
少しも忘れていない。
この一年、
片時も忘れた事がない。

この悲しみを、
一体どこへもって行けばいいのか。
時折、ひとりぼっちな事に気付いたとき、
心がとても痛い。


「神を信ぜよ」「信じれば救われる」という。

残念な事に、私にはそれができない。
たいしたクレドもなく
それほど純朴にもなれない。
そうなれれば、幸せなのだろう。
美しい宗教音楽を聴いていると、うらやましい。

私は「時が癒やす」を信じよう。
それまで、頑張るのみだ・・・。


チビッ子には、幼児英才教育をした。長年動物の調教をしてきた私が、すべてのノウハウと最高の愛情を注いで、大袈裟に言えば24時間365日べったり付きっきりで、全力で教育した。

人間の幼児教育に関しては賛否両論がある。両者それぞれの意見に説得力がある。大きな格差を生み、教育現場が混乱するという意見も多い。だが考えてみればその意見は、幼児英才教育には脳科学的に効果があるという賛成派の意見の補強にもなっている。私も幼児の頃、近所の人?に楽しく数学を教えてもらい、おかげで高校生になる頃まで、数学でアドバンテージがあった。

算数の成績の良さに驚いた親が私を塾に入れたが、そこはお受験用の塾で、既にそのレベルの数学を修得済みだった私には死ぬほど退屈だった。周囲との軋轢も生まれ、おかげですっかり数学嫌いになってしまった。大成功と大失敗の両極端な早期英才教育だった。


チビッ子の幼児英才教育は大成功だった。イシュよりもはるかに多くの言葉を覚え、私の意思を理解する能力が数段上だった。もし優れた正しい幼児英才教育が脳の発達に効果があるという説が当たっているのなら、チビッ子の脳は、私とのコミュニケーションをつかさどる部分が、大きく発達したのだろう。イシュも優秀なドーベルマンだった。経験を積んだ11歳の頃などは、普通の若犬とは比較にならないほど知性的だった。しかしチビッ子は、それよりも数段上だったのだ。何度も驚かされ、「おまえ天才だな・・・」とつぶやいた事を覚えている。


・・・

パパの大切なパートナーだったチューちゃん。
チューちゃん知っているよね?
パパがどれほど君を愛していたかを

長生きして欲しかった。
泣けてくる・・・
なぜあのような、病に苦しむ一生になってしまったの?
苦しむ姿が本当に可哀想だった。

・・・

獣医から「もう」と言われてから2年も頑張ったチビッ子。
あの子にとってそれは良かったことなのか?


息を引き取ってから数秒後、ガバッと口を開けた。
それは単なる物理的な過程に過ぎないのだが、
私は狂喜し、心臓マッサージを始めた。
だが再び蘇ることはなかった。
私は、あんなに長い間苦しんできたのに、
まだ苦しめる気?という自分の声を聞いた。

私は、マッサージをやめた
そして、泣いた


d4r (2)
「ねえ、これで遊んでいい?」 「ダメ」

d4r (3)
「じゃあこれは?」 「いいよ」

d4r (4)
「やった♪」

d4r (5)
「うっひょー♪楽しいな♪」

d4r+(6)_convert_20110504212721.jpg
「ホレホレホレ」 「負けないぞー♪」


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チビッ子の庭 幸せな日々 




オケゲム ミサ・ミ・ミ  クレド







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コメント

  1. ren | URL | H3.T54zY

    チビッ子ちゃん、本当に幸せだと思いますよ。
    だって、どの顔もとても良い顔ですもの。

  2. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  3. Takujuun(イシュのパパ またはチューちゃんのパパ) | URL | -

    ren様へ

    > チビッ子ちゃん、本当に幸せだと思いますよ。
    > だって、どの顔もとても良い顔ですもの。

    ありがとうございます。
    当時は今のようにブログを書くなど夢にも思っていませんでした。
    もっと写真を撮っておけばよかったなーと思います。
    本当にチビッ子が、幸せだったのなら、うれしいです。
    披露宴の着物、とてもきれいですね!

  4. Takujuun(イシュのパパ またはチューちゃんのパパ) | URL | -

    フィ○ィのママ様へ

    フィ○ィのママ様、心のこもった長文のコメント、前回もそうでしたが、感動しました。私のような者をこんなに心配してくださり、感謝の言葉もありません。「しつこくコメントしてすみません」などと、とんでもない。私にとって、何というか、とても新鮮な内容で、大変興味深く勉強になっています。ママ様のような信仰深い本物のクリスチャンの方からのお手紙は初めてで、その深いお言葉には、とても惹かれます。記事で私には信仰心がないと正直に書いたのは、ママ様に、嘘偽りを一切言いたくなかったからです。けっして拒絶ではありません。 ひとつ質問なのですが、異教徒や信仰心のない者は、一切受け入れられないものなのでしょうか?私は教会音楽がとても好きですが、私は聞いてもよいのでしょうか? バッハと同じ時期にすぐ近所で生まれたヘンデルは、バッハと違い大衆音楽や外国の王族へ取り入る音楽で大成功しましたが、当地の教会は、英国へ渡ったこのヘンデルについてどう思っていたのでしょうか? ・・・いや、愚問ですね。つまらない質問をしてすみません。 バッハの生家!素晴らしいですね。私もぜひ行ってみたい。  またぜひコメントください。ありがとうございました。

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