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第36話 乙女の清純な声

2011年04月13日 13:21

16歳の清純な乙女による癒やしの歌、という形容詞がぴったりの演奏だ。前話に登場のOrnella de Lucaさんによる「カーロ・ミオ・ベン」。小中学校の音楽の授業に出てくる曲だから、懐かしい人も多いだろう。 世界中で愛され、声楽をやる人なら、誰でも一度は歌う曲だ。 この演奏も素晴らしい。Ornella de Lucaさんの、澄み切った声が、この曲の良さを、際立たせている。


この曲の意味は、「いとしいひとよ、あなたがいないと、こころがやつれる」というような内容。いまの私には、とても心に響く。本来は、女性に対しての詩なのだが、どう聴くかは聞く人の自由。私は、遠くへ行ってしまった、ちびっ子たちのことを想って聴く。こういうとき、言葉が分からないのが、かえって良い。「いとしい女よー!」と歌われるより、ずっといい。


観客を感動させる16歳とは思えないオーラ 素晴らしい



こちらはトッププロによるスタジオ録音 オーケストラ付き




新しい子を買おうと思えばいつでも買える。幸いここは日本だ。欧米の一部のような、厳格な購入資格審査などない。お金さえ出せば、誰でも自由にワンコでもニャンコでも買えるのだ。一人暮らしの私でも。


しかし、ちびっ子は幸せだったのだろうか。本当に私に飼う資格があったのだろうか? イシュの時は、専業主婦だった妻が居た。その違いは、やはり大きかった。ちびっ子が居た5年余り、私はほとんど働かなかった。働けなかった。遊んで暮らせるほど金持ちではなかったが、ちびっ子を優先した。 里子のサイトを覗いていると、「犬を買ったが、独身会社員なので面倒見切れないからよろしくお願いします」という記述があった。そうだろうなと思う。犬購入の資格審査が厳しい国で「独身者は不可」というのは、やはり、もっともだと思う。


しかし、ペットによる癒やしを、最も必要としている人は、孤独な独身者だということも主張したい。ペットによる癒やし効果、それは、孤独な独身者にとって、圧倒的なのだ。イシュが死んだ直後の私は、死ぬほどつらかった「りゅう爺」や「ロン」との別れ、30年近く頑張ってきた事業の破たん、信頼していた人々の最悪の裏切り、愛する妻からの突然の離婚通達、等々が重なり、今よりも、はるかに過酷な状況だった。しかし第2話で記したように、たまたま来た「ちびっ子」の癒やし効果で、私の心は、非常に救われた。その効果は絶大で、本当に圧倒的だった。あの可愛さが、嫌な事や煩悩を、ほとんど忘れさせてくれたのだ。


もし、あの子が私のもとへ来ていなかったら、過酷なストレスに倒れ、おそらく生きてはいられなかっただろう。

そう考えると、ちびっ子は、神様がつかわした天使だったのかもしれない。そんな気にさせる・・・


SA310003.jpg
猫?と思ったら、ちびっ子でした。




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