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嫌がらせメール殺到(苦笑)

2011年03月19日 01:55

一生懸命頑張っている自国の首相を、遠慮がちに少し称えただけで、脅迫や嫌がらせのメールがわんさかやってくる、そのメカニズムが私には理解不能だ。そこで今夜は、その中のひとつを紹介し、機械論的に少し洞察してみよう。

表面には出ないよう匿名コメントという手法を使って私に送りつけられてきたこの嫌がらせメールだが、IPアドレスが、本人を特定しやすい携帯電話だ。例えば私がこれを脅迫として刑事告訴し、それで得た送り主の個人情報をもとに、慰謝料支払いの小額訴訟を起こせば、裁判所の令状のもと、ほとんど費用も手間もかけず(印紙代5百円+切手代)この送り主を裁判所まで出頭させる事ができる。つまりこの脅迫メール送信は、少なくない賠償金(慰謝料)を取られ、脅迫罪で前科がつきかねない行為なのだが、そんな事は百も承知で送りつけているのだろうか、あるいは匿名だから何をしてもバレないと思っているのか、まずそこが問題だ。


前者なら、菅総理をほめる事は絶対に許さないという思想犯ということになる。後者ならネット社会でよく見られる類の人物ということだろう。彼の主張はようするに、「おまえはだまって犬の話でもしていろ」ということだが、しかし、そんな事を言われて、「はいわかりました」と普通の感覚の人が言うだろうか?「自分がそう言えば必ず従うはず」と思っているのだろうか?万能感が強くてそう信じているかもしれない。私のブログに対し、「つまらねえな」と乱暴な言葉を浴びせるところからも、自分中心の世界観を持つ自己愛性人格障害を感じられるが、おそらくそういう万能感だけでなく、自分の嫌いな菅氏をほめたことに対する復讐心からくる行動だろう。


こういう事は、匿名ネットの世界だけに留まっているのなら、特に問題ではない。しかし前話で紹介したとおり、メジャーなメディアにまでその悪影響が及んでいることに、私は強い危機感を持つ。粗暴で、自分の気に食わない人(あるいはそれを支持する人々)を、こきおろす、あるいは絶対に許さないという偏狭な頭。前話で登場する陰口男女に代表されるああいう風潮に、いったいいつからこんな社会になってしまったのだと、悲しい気持ちになる。ネットが登場するまでは、こういう事はなかった。あるいは、日本の競争力の源泉だった社員を大切にする伝統的美徳がなくなり、労働者の多くが不安定な非正規雇用で使い捨てにされるようになって以来、民心が荒廃してきたのだろうか。ならば、過度に自己責任論を振りかざす小泉改革以来のそういう風潮に、異議を唱える菅総理が、そういう人々からこき下ろされるのは、何ともいえない歴史的皮肉、笑えないジョークだと思う。


・・てな事を考えながら、節電の暗闇の中、今夜はひとり酒を飲んだ。日本の復興を願いつつ。ちびっ子の幽霊としゃべりながら。ちびっ子は、私が弾くシューベルトの子守唄が大好きだった。ピアノを弾き始めると、生きていた頃のように、私の足元へ来る気がする・・・。 おお、ちびっ子の肖像画が笑っている!!・・・ 

おっと、今日は意地でも「犬の話」はしないぞ~・・・てか。(笑)





コメント

  1. wonwon | URL | tYvW6C8E

    ほんの一言

    第1話からずっと拝読していますが、犬の話もそれ以外の話題も、ウイットに富む内容で私にとっては興味深いものばかりです。

    そもそもブログは自分が関心があるテーマについて、自分の思いを書き綴るものであり、それが公共の福祉に反しない限り、いかなる制約を受けるものではありません。

    つまり、他人の名誉やプライバシーを侵害してまで表現することは許されないが、そうでない限りにおいては表現の自由は保障されているというべきでしょう。

    インターネットの普及で、一般市民の意見が衆目にさらされる時代になりました。私たちはネット上で自由に意見を表明する権利を獲得しましたが、その責任の重さについてはまだ充分に理解していないようです。

    愛犬のことで、ちょっとお聞きしたいことがあって立ち寄ったのですが、話がわきにずれてしまいました。また遊びに来ます。

  2. イシュのパパ | URL | -

    Re: ほんの一言

    こんにちは。
    余震や原発等々で大変ですね。
    早く平穏になるといいですね!

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