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第263話 名店も跡継ぎがなければ廃墟に

2018年08月30日 20:11

グレードの高い別荘地には付近に美味しい料理を出す名店が数々あるものだが ここでも少子高齢化の影響が出ている。 そういうお店は通常個人経営の いわゆるオーナーシェフがやっているところが多いが 料理を極め お店を磨き上げ 心血を注いで経営していても 年齢には勝てず やがて引退していく。 そうなると残された店は悲惨だ。 前のオーナーと同レベルの料理人が すぐに店を買い取るなど 都会の一等地ならともかく 別荘地ではまずありえない。

そして閉鎖された店は月日とともに あっという間に朽ち果てていく。そうなるとますます買い手などつかない。そうしてやがて廃墟になる。廃墟ならまだましなのかもしれない。最悪なのは、怪しげな連中が 二束三文で買い取ることだろう。 たとえ一流の別荘地でも こうなるともう終わりである。

私の山荘周辺も 昔はとても賑やかで 素晴らしい名店がたくさんあったが 今やもう壊滅状態だ。もはや山を降りなければ外食などできない。風光明媚な湖周辺にあった名店たちは もうほとんどが廃墟となった。わずかに残っている店も、オーナーはもうかなりお年を召している。これらのお店もあと数年の命だろう。

ただ一つ希望が見えるのは少し遠い所で、朽ち果てたお店を、買い取ったのか居抜きで借りているのか分からないが 見事に復活したケースが2件あることだ。 もうだいぶ昔に潰れた蕎麦屋が中華料理屋に。同じく潰れた洋食屋がインド料理店に。どちらもすこぶる評判が良い。インド料理店にはまだ行っていないが、中華料理の方は もう何度も行った。安くて美味しい非常に素晴らしい店。よく繁盛している。店内はオール中国語。本場の料理人が頑張っているようだ。店はボロいが 都会ならかなり高額になる水準の料理を格安で味わえる。

国籍が何人だろうが関係なく あの潰れた店たちにも 世界中からこういう優れた人材が集まり 再建してくれるといいのだが。 そうなればどれほど素晴らしいことだろう と 廃墟になった店店を見ながら思った。

雲の上で散歩

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