第252話 耳血腫を発症

2018年01月16日 13:03

新年早々某日曜日、耳血腫が発症した。タレ耳のドーベルマンを飼って三代20余年。私は初めての経験だった。毎日ドーベルマンのタレ耳を揉んで触って撫でるのが私の日課で楽しみでもあるのだが、この日は触った瞬間キャンと小さく悲鳴を上げたので異変に気付き直ちに触るのを中断。後ろ足で引っ掻かないよう細心の注意を払った。すぐにでも病院へ行こうと思ったが、お休み中の先生らを動員するほどの、命にかかわる重症でもなく翌月曜日の午前に行った。

原因はおそらく耳の汚れだという。日頃ティッシュで拭いて表面上はキレイなのだが、獣医さんによれば、それでは全然ダメで、定期的に獣医にやってもらうべきなのだそうだ。素人が奥の方まで掃除するのは危険だし、あまりキレイには出来ないのだという。というわけで先生にやってもらった。耳血腫が発症したのは左耳。普段の私の手入れで表面はキレイ。しかし奥の方は恐ろしく汚れていた。多数の大きな綿棒に薬を塗って次々に中に入れるのだが、出るわ出るわ、いったい何故?と思うほど汚れが出てきた。因みに右耳の方からは汚れが全く出てこなかった!

左耳が折れ曲がって開いている時に、何かの拍子で何かが入ってしまったのだろう。中に入ったそれが不快で、チュー太郎が後ろ足で耳をかき、傷が出来てバイ菌が入り、血管がやぶれたところで首をパタパタ振って一気に内出血。普段ペラペラの耳たぶが、水餃子のように膨らんでしまった。この病は命を脅かす危険度は低いとされるが、痛いし不快で辛い症状だ。調べてみると自然治癒するという文献と、しないという文献に分かれている。チュー太郎の主治医の意見は、当然商売だから治療、それも最もお金のかかる方法を勧めてきた。手術はいつでもできるから、とりあえず薬物治療をしましょうという。

理由は手術をしてもまた出血し元の木阿弥になる可能性が高いからだという。つまり一旦耳血腫を発症するとそれほど大変なことになるという事か。それは知らなかった。甘く見ていた。言うまでもなく手術をするなら血液検査やら全身麻酔やらと犬に大きな負担をかける。耳が膨らむ度に手術をするなどまずい。薬物で治るならそれが良いに決まっている。で、どんな薬物を使うのかと言うと、「猫ちゃん用インターフェロン」を一週間おきに何度も注射するという治療法だ。猫?まあそれはいい。しかし耳に溜まった血はどうするの?自然に消えるのを待つの?来週聞いてみよ。それにしても治療費が高い。この日は2万円弱。当分の間これが毎週続くのかと思うと溜息が出る。

治るまで注射を打ち続けるのだそうだ。最低でも五回は必要だそうで、それ以上は何回になるか不明とのこと。総額は仮に50回なら百万円級だね。因みに私が加入しているアイペットという保険ではこの治療には一切保険金が出ないという。全額自己負担となる。説明によれば、インターフェロン注射は手術ではなく、しかも3万円以上が対象なので~、すみませ~ん~万一使えたとしても年間2回までですよ~。つまりあり得ないが2万円弱×2でアウトということ。この6年間払い続けてきた多額の保険料はいったい何だったのかと思った。数十万円かかったチュー太郎が子犬時代の手術の時も、停留睾丸がらみだったので保険金は出ず、うーん、この保険会社、失敗だったかも。

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猫ちゃん用インターフェロン
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耳に複数回細かく分けて注射。痛かった模様
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水餃子のように膨らんだ耳血腫
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「パパのせいでちゅよ!」という顔

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