第250話 大型犬の暴走防止の為に

2017年11月27日 20:01

ドーベルマン繋がりのメル友のお姉さんから、「うちの子は小動物を見ると興奮して暴走気味になる」という相談を受けた。彼女はスリムな小柄な女性だという。こういう場合もちろんどこか優れたスクールや専門家に飼い主ともども指導を受けるのが良いのだが、とりあえず危険なので自分なりに対策を考えてみたい。

 

まず必要なのは、Uターンの訓練だろう。何度も何度も繰り返し練習し、条件反射的に、飼い主がUターンの意思を示せば自ら進んで後ろを向いた飼い主の後を追うようにすべきだと思う。手前味噌だがチュー太郎が幼い頃の動画を見るとUターンの練習ばかりしている。公道デビューする前にそれを徹底した。それが出来ずに公道デビューするのは、大きくなったとき危険が増すだろう。

 

次にリードの持ち方だ。小型犬なら腕力で暴走を制御出来るだろうが、小柄な女性が大きなドーベルマン相手にそうはいかない。リードの引っ張り合いになったら、それ自体がかなり危険な状態と言える。何としても引っ張り合いは避けたい。そこで予めそういう事態を想定してリードの持ち方を工夫したい。

 

もし自分が誰かから突然急に後ろへ引っ張られたらどう反応するか想像してみる。たぶん反射的に抵抗して前へ進もうとするだろう。暴走されないようガーンとリードを引っ張るのは、犬側からすればちょうどそんな感じだろう。つまり火に油を注ぐようなもの、かもしれない。だがジュワッと抵抗が増した場合はどうだろう。何事?と後ろが気になりやすい。少しでもそういう心理状態になってくれれば、暴走されてしまっている状態よりはずっと指示が出しやすい。

 

ではどうするかと言うと、日頃からリードを持つとき、自分の腕をブラブラの全開と90度の半開のように常に変化させ、前へ行かれそうになったら素早く腕を畳む。そして腕の筋力トレーニングの要領で抵抗する。そうするとそれが犬側からすると、ジュワッとした抵抗の増加となる。そうしてUターン等の指示を出す。手遅れで腕を畳む前に行かれてしまった場合は、腕を畳めるところまで素早く一歩前進し腕を畳む。

 

私の場合、腕を畳んだ状態から伸ばされる過程で犬に様々な信号を送って制御しているが、そこで大事なことは、犬を興奮させないことだろう。甲高い声で叫んだり悲鳴を上げたり怒鳴ったりすれば火に油を注ぐことになろう。黙って棒立ちの方がまだマシかも知れない。とにかく安全のため犬が興奮するものから遠ざかるに限るだろう。どうしても立ち去れない場合はフセをさせ、それも出来ない場合はリードと首輪を持ち、飼い主が犬とその興奮物の間、飼い主の正面に横向きの犬、背中に興奮物の位置に立ち、落ち着かせよう。


大型犬の突進は強烈な力。首輪とリードが命綱

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