第247話 保険会社の出し渋り

2017年10月13日 12:24

今アメリカのカリフォルニア州で大規模な山火事が発生して未曽有の被害が出ているとか。数千もの店舗や住宅が焼きだされ、一度は行ってみたかった世界的に有名な広大なワイナリーも壊滅、何万人もの人が避難を余儀なくされている。私の友人の知人も、自宅が全焼したらしい。それは大変だったでしょうとメールすると、意外とのんびりしている。何故なら、皆火災保険に入っているからだという。聞くと向こうの火災保険は、このような大規模な天災でも全額保証、家を建て替えてくれるだけでなく、家具を新調できるよう専用のカードまで渡されるのだそうだ。それがごく普通の当たり前の話という口調だったが、さすがアメリカと言うしかない。

私の経験上それは日本ではあり得ない夢のような話だ。昔の話だが、タバコの不始末によるボヤでは、責任を問われ保険会社が支払いを拒絶、交差点で信号に従って長い時間完全に停車中に対向車にぶつけられた時ですら、こちらが右折側だからという理由で支払いを拒否された。ヤクザの闇保険屋ではない。日本最大手の保険会社だ。CM等での勧誘時では、甘いイメージとさんざんな甘言を弄するくせに、いざ支払い時になると、屁理屈をこね、あらゆる手段を使って支払いを免れようとする。だからボロ儲けして大きくなる。

日本国は「お国の為」と大企業優先。庶民など二の次だ。だから大企業も調子に乗って、うわべとは別に裏では庶民など虫ケラ扱い。社員を過労死させたのは電通だけではない。数えきれないほどの命が奪われている。電通に下された判決が呆れる。「求刑どおり罰金50万円に処す」だって。大企業が前途ある若者の命を奪った罪は、日本ではそんなものなのか。

アメリカなら懲罰的損害賠償を庶民から選ばれた陪審員が下し、こういうふざけた企業には非常に厳しい罰が下されるだろう。不正に保険金を出し渋った保険会社も、ただではすまされない。日本で個人が保険会社を訴えたところで、自分が自腹を切って雇った町の弁護士など、保険会社の弁護団には手も足も出ないだろう。しかも向こうは経費で落とせ経済的に痛くもかゆくもないが、こちらは多大な金銭的かつ時間的な負担がのしかかる。

権力者側の思いのまま。日本は本当に法の下の平等(立憲主義)の民主主義国なのか。欧米先進国とのあまりのレベルの差を、至れり尽くせりの向こうの保険の常識を聞いて思い知らされた。

 
山は今最も美しい時季。秋雨が続く予報が恨めしい
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