第245話 謎の眼科医・真逆の診断

2017年09月12日 13:25

ハートの弱い私は、なかなかセカンドオピニオンなど出来ないのだが、目の手術がどうしても嫌だったので他の医師に診てもらおうとしていた。そこで総合病院なので、日を開け、曜日を選んで別の医師が担当する日に。まあ偶然だが実は前の担当医は他所へ転勤していて居なかったのだが。だから逆に受付の方が、申し訳なさそうに「先生が替わります」と言ってくれ、ホッとした。さあ、いざセカンドオピニオンへ。

随分待たされた。待合所ではそれほど患者がいない。一人一人がやたらと長い。予約して朝早く行って、私の順番が来たのは昼近くだっただろうか。後の人達どうするの。待ちくたびれてキレてるおっさんもいた。と余計な心配をしながら先生のもとに。目の検査ではあの薬がさされる。瞳孔が開いてまぶしくなって何もかもがキラキラ輝くあの薬だ。そんな状態でカーテンが開かれ、そこに現れたのが20代後半と思われる非常に可愛らしい美人先生! 孤独な単身者で失明の恐怖におののく私の手を触り、天女の様な優しさと嫌らしくないお色気で、私を励ましてくれた。そしてたっぷり時間をかけて検査してくれた。時間が掛かるはずだね。

で検査の結果は、「まったく大丈夫」。と耳を疑うお言葉だった。「でも先生、前の先生は」と言うと、「糖尿病の影響が血管に若干みられるけど、今の段階ではそれほど心配するほどではない」「白内障の兆候はない」。うーん、何だったの前の診断は。あの先生、手術がしたかっただけ?自分の実績作りに。

というわけで安心した。孤独な単身者にとって失明は地獄。その恐怖から解放され、どれほど嬉しかったか、言葉で表現するのは難しい。ますます天女様に見えてきた若い女医さんに、「薬のせいか先生がキラキラ輝いて凄い美人に見えます!」と言うと、看護婦さんと二人で大笑いしていた。先生から「定期的に検査に来てくださいね」と言われ、「はい!毎月必ず!」と言うと、そんなに来なくていいですよと言われてしまった。ああ、あのおっさんのようにはなりたくないな。待ち時間長いもんね。安心した精神的なものだろうか、気のせいか最近目がよく見えるようになった。こうなると半日潰れる検査はなかなか行く気になれないけど、前よりは行けそうだ。
 
見つめ合うチュー太郎と私。目が見える幸せ
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