第178話 いたしかゆし

2014年11月01日 13:38

景色は最高だが、あまりに道が険しすぎて年に一度ぐらいしか行かない山の散歩コースがあった。一応登山道だが、整備はされておらず、しかもあまり人が通らないのか草で覆われ道が見えないところ多数。ここは濃霧に覆われることが多い。1m先も見えなくなることがある。トレッキング中に天候が急変すれば遭難へ一直線だ。そんな危険な道を先日通ってみた。 行ってびっくり。いつのまにかそこは、ダンプでも通れそうなほど整備されていた。去年は確か無かったと思うが、いや去年は行ってなかったか。とにかく出来立てほやほやの道だ。これで驚くほど簡単にこの景色を楽しめるようになった。時計で測ってうちの玄関から頂上までこの日は約一時間。時間も半減されたが、心理的にはもっと楽に。年に一度のあの道が、安全で本当にお気軽な散歩コースになってしまった。観光客誘致の為だろうが、多額の費用をかけて整備してくれた自治体に感謝すべきだろう。でもあそこは貴重な高山植物の宝庫だったところ。少し霧が出て、花が咲き乱れ、雲の合間から山脈が輝いたりして、本当に夢のように綺麗だったところだ。ダンプが通れるような道を見て、無残な乱開発と思うのは私だけか。


この日の晩からチュー太郎は体調を崩した。嘔吐と下痢。またなにか拾い食いをしたのだろう。一昨年の夏も同じような症状になったが、今回はその時ほどひどくはない。前回と同様の対応をすることにした。あれから数日、「おなかすいたー!」のチュー太郎の猛アピールについつい負けてしまい、前回に比べ甘い対応になっているせいか、回復が長引いている。でも、体力を付けさせる為に、少しは食べさせたほうがいいと思うのは前回と同様。量が多すぎたのか。減らしてみる。すると、ちょっと目を離した隙に、暖炉用の薪の枝をかじっていた。お腹がすくと何でも口にしてしまうので、バリケンに閉じ込める。普段暖かい暖炉そばのソファで私とくつろいでいるので、寒い階段下の玄関のバリケンに一人閉じ込められるのは相当なストレスの模様。「パパ出して」と猛アッピール。ストレスは回復を遅らせる。今回回復が遅れているのはそのせいかもしれない。世の中どれもこれも痛し痒しなんだね。

人里離れた山は素晴らしいが、獣医に気軽に行けないのがつらいところ。雨がやんだら下山。来年夏までまたお別れだ。




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広い道。当然一般車両は通行止

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この辺は草で覆われ人一人がやっと通れるような所だったが

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道路を見なければ景色は昔と同じ?

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この別のルートはまだ昔のまま、未整備だった。

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熊とかに注意しながら、暗い森を抜ける

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山は危険もいっぱい。怖い顔をした蛇がいた


 
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