第169話 楽天銀行の預金全額戻る

2014年06月03日 17:43

昨年12月1日にネットの不正操作で盗まれた楽天銀行の預金が、先月(5月)末、ようやく戻ってきた。半年もかかった。カードも印鑑もパスワードもしっかり管理し、こちらの全く知らないところで預金が引き出された、つまり過失ゼロなのに、返却してもらうのに、不愉快な交渉をあっちこっちでさせられ、さらには平日の昼間に警察所へ出向いて、非常に面倒くさいやり取りもさせられ、そして様々な書類を書かされた挙句、半年後にやっと戻ってきたわけだ。半年もの厳格な「審査」の結果、私に不正や過失なしと判定され戻ったということだが、ありがとうございました楽天銀行様!と私は感謝すべきなのだろうか。半年も経ち、忘れた頃にやって来た、入金を知らせるあっけない通知書を見ながら、私は複雑な気持ちになった。


戻ってきただけマシか。確かに他の犯罪でお金を盗られた場合、一銭も戻ってこないことは珍しくない。そういう他の犯罪でも、被害者に大きな過失があったわけではなく、おそらくは私のように過失ゼロの場合が多いだろう。例えば孫の危機を救おうとして振り込め詐欺にあったお年寄りなど、巧妙な詐欺にあった被害者に、どれ程の過失があったというのだろうか。さらにいえば強盗やひったくりに遭った人たちに、どれほどの過失があったというのだ。私の場合、十中八九全額戻ってくるのが分かっていたから、半年は長過ぎるとはいえ、まあちょっと不快なだけで済んだが、他の犯罪で盗られた人たちの精神的ダメージは一体如何ほどか、想像を絶する。 ・・・ 家族や周囲の人たちは、細心の注意が必要だ。間違っても「馬鹿だな」とか、「もっと注意しないと」などと言ってはならないだろう。心を込めて、やさしく慰めるべきだ。今後の対策は被害者が落ち着いてから論理的かつ科学的に言えばよい。


私のお金を盗んだ犯人は、そのお金で何か贅沢でもしたのだろうか。或はギャンブルなどで使ってしまったか。いずれにしても、幸福度とは全く無縁だろう。少し前にNHK教育の「白熱教室」で、人間の幸福度を科学的に研究する講義のシリーズをやっていたが、それで勉強したおかげで、そんな金は幸福度とは全く無縁という事がはきっきりと分かった。また、どれほど稼ごうが、そういう盗人たちは、幸福度がかなり低い、すなわちザマーミロと被害者が笑い飛ばしてもよいほど、精神的にかなり不幸だということも分かった。あの講義は被害者にお勧めだ。精神的に少し楽になるだろう。また当然盗人にも見せるべき。刑務所等であれを見て勉強すれば、更生の役に立つだろう。ところで私は、若い頃の馬鹿みたいなお金持ち時代より、実は貧乏な今の方が実感として幸福度が高い。歳を取って少し賢くなったせいだろうかと思っていたが、あの講義でそのメカニズムがどんぴしゃり解説されていて非常に面白かった。NHKオンデマンドでまだ見られるかも。お勧め。


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私の心を鷲掴みで奪った、愛の盗人チュー太郎


ピアノの邪魔をするチュー太郎 可愛いからOK


 
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