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第121話 順調にリハビリ中

2012年09月10日 15:50

ケガをして今日で9日。さすが若犬、順調に回復している。レントゲンの検査で、わずかに黒い陰が見え、少しひびが入っているかもと医師から言われていたが、もう痛がる様子も無く、歩様もしっかりしている。安静のためまだ走らせてはいないが、並足早足は全く問題ない。傷口をなめられないように注意してくださいと言われたが、これが一番困った。犬は傷口をなめるからだ。カラーを付けてみたが、足先の傷は防御不能。傷口に塗る高価な薬をもらったが、これでは無駄になる。そこで塗ってから1時間ほどは完全監視でなめられるのを防いだ。おかげで傷口はすぐにふさがったと思う。(ところで犬用の薬って、どうしてこう高価なのだろう。人間用の数倍はする。今回も、痛み止めと抗生物質と塗り薬の3品で、驚くべき金額を請求された)

一週間ほど安静にし、35度の猛暑の自宅から、週末涼しい山へ帰ってきた。山はいい。本当にホッとする。夜は寒いぐらい涼しく、チュー太郎の療養には最適だ。自宅ではハアハア言いっぱなしだったが、ここでは気持ち良さそうにぐっすり眠っている。傷もみるみる良くなった。


傷は良くなったが、重要なのは、今後の調教方針をどうするかだろう。また車を追いかけ、事故を起こさせるわけには行かない。今まではイギリスのジョン・ブラッドショー博士が提唱する犬の調教方法 (詳しくは以下の本参照)
犬はあなたをこう見ている ---最新の動物行動学でわかる犬の心理
と同じ考え方だった。NYタイムズでも絶賛され、BBC放送でもそれを元にドキュメンタリー番組が制作された比較的新しいものだが、ドーベルマンの調教をして20年の経験から、私はその考えに強く共感した。今でもそれに変わりはない。

そして、それに対し、真逆な考え方が、ある意味昔ながらの方式といえる、アメリカで大人気の、「カリスマドッグトレーナー 」の、シーザーミラン.だろう。このふたつの考え方、方式は、完全に相容れない。ただ、私が支持する前者には、北海道の大草原で住むような、恵まれた環境がなければ、一般の人には難しいかもしれない。現実問題として、例えばの話、東京でドーベルマンを放し飼いにしていれば、すぐに警察が飛んでくるだろう。


私はシーザーミランの考えには反対だし、彼のせいではないが番組PDのああいうトリック的演出には嫌悪感を持つし、その他様々な疑問を持つが、せまっ苦しい都会の中で犬への知識が乏しい人々に囲まれる現実の世界において、彼の方式にも一定の評価をしたいと思う。彼の方式は、まあ、ようするに、がお~~と犬を恐怖でびびらせ、服従させろということだ。


ああやだやだ。そんなことをしたら、せっかくブラッドショー博士が想定したような最良の性格に育っているチュー太郎が、人間嫌いに成ってしまうではないか。性格が悪くなると、言う事を聞かなくなる、そうすると人間が怒鳴るようになる。すると、ますます性格が悪くなる、の悪循環。博士が指摘したとおりの状態になるのは目に見えている。どうしよう。でもこのままでは心無い運転手にバーンと跳ね飛ばされる可能性が。 ・・・ そうだ、シーザーの方式も一部取り入れて、中途半端に育ててみよう。飼い主の私がかなり中途半端な男だから、案外ピッタリコンビになるかも。 ・・・ ああこれでシーザーの言う所の中途半端に育てられたレッドゾーン犬の一丁上がりか。 う~ん



厳しい雰囲気の散歩訓練。今までと違ってわき見厳禁の怖い雰囲気に戸惑うチュー太郎


山ではリードを放して様子を見ながら散歩。いつでもリードを踏めるようにしてある。


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山に帰ってきたチューちゃん

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傷の状態

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パパを床に座らせ自分はソファでゆったりくつろぐチュー太郎。ま、ケガ人(犬)だしね。

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シーザーが見たら激怒するシーンかも。でも大丈夫。既にチューちゃんは可愛い性格になっているから

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新兵器でブラッシング

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百円均一で買ったブラシ。これ使いやすくて素晴らしい!チューちゃんピカピカ!


 


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