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第114話 チュー太郎、山に行く

2012年07月19日 02:14

猛暑に耐えかね、ちゃちゃっと用事を済ませて、月曜の午後に車に飛び乗り、山荘に来た。いつものことだが別荘というものは、何かしらトラブルが待ち受けているもので、半年振りの大掃除とあわせて、結局明るくなってきた午前4時ごろになってやっと休めた。


トラブルは主に水周り。細い水道管は、長い間使っていないとすぐに腐る。水が出ないだの、出ても水量が足りない(トイレトラブル)だの、お湯が出ない(お風呂トラブル)など、次々に発生。今年は特にひどかった。休日が絡んだせいで2日たってやっとガス屋さんが来てくれたと思ったら、「正常に電源コンセントが刺さっています。ガスも有りますから、湯沸かし器のメーカーに相談してみてください」とほざく。コンセントが刺さっているかどうかなど、自分でチェック済み。これだけのことで、2日も待たせたわけ?と怒り心頭になりそうだったが、別の大変な事があってそれどころではなく、「ハイハイ分かりました」とただちにメーカーに電話。「今日はもう遅い(15時前なのに!)ので明日伺います~」とのことだった。 ・・・ 別の大変な事とは、伐採した木に、下敷きになってしまった事だ。笑い話ではない。木が成長したせいでBS放送が受信できなくなっていたので、昨年購入したチェーンソウでチャレンジ。しかしやはり素人。事前に得た知識だけでは、経験の未熟さを補えなかった。足を挟まれ身動きがとれず、長時間掛かってやっと脱出できたところへガス屋さんが登場した。幸いケガは軽症だった。


とかナントカ色々あったが、やはり山はいい。静かだし空気はうまいし夜は寒いぐらい涼しい。チュー太郎は初めての山。見るもの聞くもの初めてのものばかり。到着した時には、子ギツネの熱烈歓迎を受けた。車の前を元気よく走っていた。タヌキも居た。さあ到着、チューちゃん着いたよ、と言っても車から出ようとしない。なぜ? ようやく出たと思ったら、駐車場から玄関までの階段を上ろうとしない。そして玄関からも中に入ろうとしない。踏ん張って絶対に家の中に入ろうとしない。きゅーきゅー泣いて怖がって、「パパもうお家へ帰ろう」とほざく。なんでも、怖そうな怪しげなニオイ、ケダモノのニオイが、そこら中からするらしい。「ふざけんな。お前もケダモノだろうが」と一喝して無理やり家の中に連れ込み、とりあえず(安心できるよう)ゲージに閉まった。今日で3日間過ごし、やっと慣れた模様。家の中の階段も上れるようになった。 先代チューちゃんは、もっと小さい頃に山へ来たが、怖がることなど一切なく、チビッ子のくせにいきなり周囲の動物達に、ここは自分の領地だと猛アピール。山中にこだまするぐらいの声で吼えたてた。もちろん家の中にも堂々と入場。階段を普通に上り、特等席のパパのソファをゲットしていた。 


チュー太郎とは180度真逆。同じドーベルなのに、何でこんなに違うの?と、つくづく思った。まあ今日当たりはもうチュー太郎も山大好きワンコになっていたが。誰も居ない所で離してあげたら、とても気持ち良さそうに走っていた。「最高~」という顔をしていた。ああいう顔を見ると、やはり飼い主もうれしいものだ。 ・・・ 山へ来てまずやらなくてはならないのは迷子対策だ。私は、初日と二日目で、別荘周辺の道を全て覚えさせ、呼び戻しの訓練を徹底的にやった。それがおろそかだと、万一するりとリードが手から離れ、はしゃいでどこかへ行ってしまったら、場合によっては大変なことになる。実際それができていなかったのだろうか、火曜日に、湖のほとりで、哀れなワンコが一匹、飼い主を探してうろうろしていた。大型の柴系で気性が激しく、こちらに牙を剥いてきたのでスルーしたが、ああやって別荘地で迷子になった子は、ほとんどがアウトになるのだそうな・・・。 逆説的だが、道を覚えさせ、自由に走らせ、呼び戻しが完ぺきに出来るのなら、迷子になることはまず無い。別荘地では、毎年大量の迷子が出るという。哀れな話だ。チュー太郎はこの3日間の経験で、迷子のリスクは相当減少したと思うが、しかしそれでも首輪の裏とかに、名札や電話番号、鑑札などを付けるべきだろう。


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階段が上れず抱っこをねだるチュー太郎


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丸くなってくつろぐチュー太郎。夜は寒い


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携帯のカメラ。性能悪過ぎ


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リビングに鳴り響く大地の歌。ワルターの名盤。素晴らしい


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楽しい山歩き。 【その動画】


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森を抜けると絶景が


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見惚れるチュー太郎


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満足げな顔


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一緒に記念撮影


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無事家に到着。倒木の白樺をならべ駐車場らしくした



コメント

  1. そらぽん | URL | -

    暑中お見舞い申し上げます。

    チューちゃんのパパさん、山荘で避暑生活なんて素敵ですね。
    しかも大好きなチューちゃんと。
    山荘と聞くと、うらやましいと思っちゃいますが、久しぶりになると色々と
    メンテナンスするところが出てきて大変なこともあるのですね。
    しかも、愛犬を連れていくのは、呼び戻しのトレーニングが必要というお話、勉強に
    なります。
    私の日本の愛犬は、よそに行くと私達から絶対に離れない子だったので、
    ペンションに泊まりに行ったりしても、そういうことを考えたことなかったですが、
    確かに、迷子になってしまったらアウトというのあり得ることですね。

    出会った柴犬も飼い主さんからはぐれてパニックになっていたのでしょうね。
    無事、お家に帰れていればいいのですが。。。

    チューちゃんがお家に入らなかったのは、辛い入院生活のトラウマもあるのではないでしょうか?
    また、知らないところに置いていかれて、怖い手術されちゃう、とか考えたのではないかな?
    私の愛犬も色々なお友達の家に訪問するのが大好きだったのに、全身麻酔で手術、入院生活を経験してからは、
    お宅訪問とか自分からお家に飛び込んで入っていくことがなくなりました。

    それにしても、素敵なクラッシック音楽とさわやかな緑に囲まれて、チューちゃんと優雅なひと時をおくられているのですね。一度行ったら、次からは、楽しみにするようになるでしょうね。
    Enjoy!


  2. deeppapa | URL | HKRQfE4I

    はじめまして!

    私も昔は馬乗りで、今はドーベルマンを飼っているデネパパと申します。

    馬とドーベル似てますよね!

    色んな記事、楽しみにしています。

  3. チューちゃんのパパ | URL | -

    Re: 暑中お見舞い申し上げます。

    そらぽんさん、こんにちは。ありがとうございます。
    チュー太郎、もうすっかり山の生活に慣れたようで
    毎日とてもEnjoyしています。
    下では暑くてヒーヒー言ってましたが、
    こちらでは快適なのか全く言わないですね。
    入院の影響、なるほど、それは盲点でした。
    でもお蔭様でご近所にお友達もたくさん出来て
    よその家にも「■■ちゃん遊ぼ~」と言う感じで
    どんどん入って行く様になりました。
    月末には35度を超える酷暑の下界に
    私の診察の関係で行かなくてはないません。
    チュー太郎をどうしようか思案中です。

  4. チューちゃんのパパ | URL | -

    Re: はじめまして!

    deeppapaさん、こんにちは。はじめまして。
    コメントありがとうございます。
    そうですか、一緒ですね!
    元馬乗りでドーベルのオーナー様とは。
    そう、ドベと馬はよく似ていますね
    これからもどんどんアップしますので、
    まだぜひ遊びに来てください。

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