FC2ブログ

第112話 寂しい通告

2012年07月06日 13:54

まあ仕方がないわな。ある意味当然かもしれない。 ・・・ 先日、寂しい出来事があった。涼しい夕方、いつものように散歩をして帰ってくると、自宅玄関前の道路で、ボール遊びをしている近所の小1仲良しコンビAちゃんBちゃんが居た。いつもなら、「あ!チューちゃんだ!」と言って、わ~と駆け寄ってくるのだが、今日はそうしない。一方チュー太郎の方は、小さい頃から可愛がってくれているA子ちゃんB子ちゃんに会えて大喜び。いつものように抱かれることに期待満々だ。しかし来ない。近寄ると引かれる。逃げられる。「あれれ?」と、けげんそうな顔のチュー太郎。突然冷たくされ、可哀想なぐらい混乱していた。


「あれ、どうしたの?AちゃんBちゃん」と聞いてみると、「お母さんがチューちゃんと遊んじゃいけませんて言うの」。「そうか、じゃあ仕方がないね。バイバイ」と去ろうとすると、A子ちゃんを裏切って何時の間にかB子ちゃんがチュー太郎をヨシヨシしている。あれれ? 
そのときA子ちゃんは一人で何やらブツブツつぶやいていた。
「見ちゃったからしょうがない・・・」
う~ん、これは一体どういう意味なのだろうか。 何を見た? 何を見たから何故何がしょうがないのか。Aちゃんの顔をみながら、私はあらゆる情報と知識を動員して推理してみた。これをお読みの読者の皆さんは、すぐに分かっただろうか?私は答えを得るのに、たっぷり5分以上も掛かってしまった。 ・・・ おいらボケたのかな。 (答えはラストに~)


話は変わるが、まあ女性にとって、特に小さなお子さんを持つ親にしてみれば、独身一人暮らしの中年男など、不気味な脅威以外の何物でもないだろう。いつだったか、まだチュー太郎が来る前、ひとりで散歩していたら、10歳ぐらいの男の子に声をかけられた。何でも、変な人にずっと後を付けられたそうで、助けて欲しい、怖いから家まで送って欲しいという。もう暗くなってきているし、聞けばすぐ近所というから、じゃあ、ということになってその子に付いて行った。ところがその家はとても遠く、やれやれ、1時間以上もかかってしまった。着くと、母親が心配して玄関先で待っていた。苦労して少年を無事送り届けた私は、礼を言われる事を期待したが、しかし結果は逆だった。不審者扱いされ、母親は子供をつれて逃げるように家の中に入っていった。ま、仕方がないか。 もしあの子に12歳ぐらいの知能があれば、きちんと説明してくれて、誤解は解けているはずだ。


ある番組でこんな話を聞いた。「昔は子供好きというと優しい人と思われたが、今では変質者扱いされます」と。嫌な世の中になったものだ。朝玄関先で通学中の子供に「お早う」と言っただけでも、私のような独身独り暮らしの男は、ずばり「子供を狙った声掛け犯」になってしまう。これは数年前、二代目チューちゃんが小さい頃、無駄吠え防止を狙って近所の子供に慣らせる為に毎朝積極的に声掛けをしていて実体験した。最初の頃は皆に大評判だった。ある犬好きの女の子などは、チューちゃんを抱きたがり、いつも向こうから声をかけてくるほどだった。ところがある日突然、この集団登校の子供たち全員が、一切挨拶をしなくなり、私の家の前を逃げるように通過するようになった。おそらくPTAなどで、子供に声をかける不審者がいる、要注意、という事になったのだろう。


20代の独身時代にこの家を買っておよそ25年、当時からそうなので、もう慣れっこだが、それにしても不快なものだ。30代半ばの頃に20代前半の若い可愛い女の子を嫁さんにもらい10年程すごしたが、その間はそういう目で見られ警戒される事は一切無かった。本当に全く違う。やはりこれは独り者の宿命か。とにかく独り者は子供とは関わらないのが賢明だろう。ちなみに、25年前の少女達は今や立派なアラフォー。近所の人の葬儀などで、見知らぬ40ぐらいのオバサンからとても親しげに声をかけられ、誰だか分からなかったが、何でも、昔私にとても優しくしてもらえたのだそうな。「ああ、あの時の子か」ということが何度かあった。前述の女の子も、今はハタチぐらいのようで、先日散歩をしていたら「こんにちは~」と笑顔で声を掛けられた。すっかり美人さんになっていた。 アラフォーのオバチャンの時もそうだが、何だか、とてもうれしかった。

で、話は戻ってA子ちゃんの謎のつぶやきの答えは! ・・・


d5rs+(4)_convert_20120706131704.jpg
大好きなAちゃんBちゃんに遊んでもらえなくなったチュー太郎

d5rs+(3)_convert_20120706131117.jpg
まあ仕方がない。チュー太郎、お前にはパパがいるよ

d5rs+(2)_convert_20120706125933.jpg
子供たちの声が聞こえる方向を見るチュー太郎

d5rs+(1)_convert_20120706125250.jpg
そっちへ行ってはいけませんよ

d5rs+(5)_convert_20120706132207.jpg
家でふて寝するチュー太郎。あれ?パパの布団じゃん! ま、いいか

d5rs+(6)_convert_20120706132425.jpg
今夜は家で大はしゃぎ

d5rs+(7)_convert_20120706132630.jpg
イタズラし放題!・・・このクサレバカワンコ!・・・(パパの独り言)

d5rs+(8)_convert_20120706132849.jpg
遊び疲れて自分のベットでぐっすりおやすみ

d5rs_convert_20120706131854.jpg
顔は子犬のマンマ。本当に可愛い。 A子ちゃんの答え。何を見た?=チュー太郎。つまり「(もう)チューちゃんを見ちゃったから、(自分は)子供だから(チューちゃんを触りたい気持ちを抑えられないので)しょうがない」らしい。(笑)


 


コメント

  1. そらぽん | URL | -

    寂しいなぁ。

    チューちゃんのパパさん。なんだか読んでいて切なくなりましたよ。
    家は、チューちゃんのパパさんのこのブログに出会って、5歳(昨日5歳になりました。)の娘と存分に遊ばしてあげようって、思ったくらいなのに。
    チューちゃんの瞳を見ると、本当に切なくなってきました。
    わが家のアンは、いつもなんだか怒っているような顔なんですが、チューちゃんはそうではなく、
    どこが違うのだろうとじっと、写真を見て、わかりました!
    麻呂の茶色のぽっちが家のアンはもっと上の真ん中より何です。だから、眉間にしわを寄せたような印象になるんです。チューちゃんはまだ子犬だからかな、と思っていたら、アンの赤ちゃんの時の写真が出てきて、
    その頃から、ちょっといかつい兄ちゃんのような顔をしています。
    遊び好きで、おちゃめで、甘えん坊。で、絶対絶対私達をかんだりしません。
    お家の中に入っちゃダメ!っていったら、お尻から後ろ向きにお座りしながら入ってくる姿は、本当に笑える。
    あの、背中に緊張が走った姿。チューちゃんのぱぱに一度見てもらいたいなぁ。

  2. チューちゃんのパパ | URL | -

    Re: 寂しいなぁ。

    そらぽんさん、こんにちは
    そうなんですよ、さびしい話です。
    でも仕方がないですね。
    大人にとっては可愛いじゃれつきでも、
    小一の子供には、暴力になる事がありますからね。
    ドーベルのあのごつい手で、ペン~とされるだけで
    小さな子供はひっくり返るかもしれません。
    そうそう、ドーベルは短毛のせいか、
    眉間にしわ、が目立ちますね。チュー太郎も、
    大きくなったらきっとそうなると思います。
    後ろすりすり? 
    ハハ、それは面白いポーズですね!見てみたいっす

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://doberman05.blog100.fc2.com/tb.php/125-5b6f489f
この記事へのトラックバック