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第111話 走れチュー太郎!

2012年06月28日 12:42

たいていの犬種はそうだと思うが、1歳頃の若犬には相当な運動量が必要だ。特にドーベルマンのような犬種はそうだろう。充分な運動をする事により、ぐっすり眠るようになるし、悪戯も減る。楽しくやればストレス解消にもなるだろうから、性格も良くなると思う。飼い主との絆も深まるだろう。私の考えでは、一緒に散歩する程度では、気分転換にはなるだろうが、ほとんど運動にはなっていないと思う。厳しい話だが、ワンコの飼い主は、そこを自覚すべきだろう。一見私が魔法でも使ってチュー太郎をコントロールしているように見えて、実はそのタネは、ただ単に運動量が多いだけなのかもしれない。チュー太郎は10月生まれだから現在月齢8ヶ月。日に日に体が大きくなる正に成長期だ。大手術をしたため、最も運動が必要な時期に安静を強いてきたが、先生のお許しも出たことだし、いよいよ開放し、たっぷり運動させてあげる事にした。


うちは広大な庭のように見えるが、実際は広角レンズの影響で倍ぐらいに広く見えるだけで、そう大して広くはない。田舎のごくありふれた建売一軒家だ。だから、激しい運動をさせるには、どうしても円運動を覚えさせる必要がある。覚えてくれれば、好きなだけ、どれだけでも走れるという快感を味わえるので、それが愛犬自身の大きな喜びになる。私はそう考え、少々乱暴な手口かもしれないが、それを実行する為の調教をしている。 新馬の調教では、可哀想だが、狭い所に閉じ込め、お尻をペンペン、ムチ等を使って追い詰め、円状に走らせる。それを自動的にやる回転マシーンさえある。だが草食動物の馬と違って肉食獣のワンコには、そういう手口は使えない。逃げる習性より、逆襲する習性の方が強いからだ。だから回転させるには、馬とは正反対に、追いかけさせなくてはならない。掛け声は同じ「GOGO!」「駆け足!駆け足!」でも、意味が全く違うわけだ。


ここまで書けば後はご想像通り。肉食獣が獲物を襲う状況を演出するとか、鬼ごっこをするなどして相手を発奮させ、それを円運動に誘導すればいいわけだ。チュー太郎のような元気なオス犬の場合、自分と対決するという手もある。低く構えて「おらおらクサレワンコ、掛かってこんかい!」と私が挑発すると、ガオー!と飛び掛ってくる。それをひらりとかわし、ムチ代わりの小枝で、奴のお尻をペンペンする。そうすると向こうまで走りぬける。そしてまたこちらが構えると向かってくると、そんな繰り返しで円運動に誘導している。可愛い女の子だったイシュと利口な二代目チュー子ちゃんには、こんな手口は使えなかったが、オス犬のチュー太郎は、単純と言うかアンポンタンと言うか、すぐこの誘いに乗ってくるから面白い。だからとっても楽。 いずれにせよ、楽しく充分な運動をした後のワンコは、とてもいい顔をする。私は、いつもそんな顔をさせられる飼い主でありたいと思う。

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回転運動中のチュー太郎

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そこへ獲物を

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獲物に大興奮

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煽って回転に拍車を掛ける

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大人用のボールも咥えられるように

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逃げた獲物を追う宙を浮く大ジャンプ

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仕留める悪魔のような表情

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激しい走り

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「駆け足!」の号令に脱兎のごとく

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充分運動して満足げな顔


 


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