2017年07月26日 19:12
私のような糖尿病患者には、合併症の予防が欠かせない。しかし加齢とともに健常者でも通常起こりうる病や衰えは、努力してもそう思い通りにはならない。そういうものの中に白内障がある。年齢とともに発症が増え、高齢になるとほとんどの人が掛かる病だ。欧米では「治療薬」も出始めているそうだが、日本ではまだ認可されておらず、基本的に手術でしか治せないという。白内障を放置すればやがて失明する。症状が軽いうちなら手術も楽なのだそうだ。しかし実は最近までは手術のレベルがそれほど高くなく、「見えればいいでしょ?」というレベルだったのだという。「でも今は違いますよ~」と言われてもね、なかなか怖い。
少し前に目に異常を感じたが、症状が無くなったので気のせいかと思ったが、また現れ、今度はしっかり異常を確認した。糖尿病の合併症で失明が多い。糖尿病が毛細血管を破壊するからだ。足を失ったり臓器が壊れたりするのも、それだ。今回目に異常を感じ、糖尿病の恐ろしさを強く意識した。普段健常者と変わらなくとも、何か病にかかると、健常者と同じというわけにはいかないところが怖い。
さて、糖尿病性網膜症はガーンと出血して目の前が真っ黒になるまで自覚症状は無いそうなので、このケースはおそらく加齢による白内障だろう。そうすると、せっかく今はまだほとんど気にならない程度の異常なのに、リスクを冒してまで目を手術するべきなのだろうか。「簡単簡単」と言われても、術後見え方がいろいろ変わるという。嫌だな。それに何と言っても、糖尿病患者は、手術後の感染リスクが高いという。そうなった場合は失明する危険が高い。
最終的に決めるのは自分だ。失明は恐ろしい。失明すれば孤独な単身者の私には想像を絶する苦難になるだろう。そして、チュー太郎がいる間は、絶対に失明するわけにはいかない。難しい判断を迫られそうだ。
チューちゃんパパ怖いよう~
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