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第214話 腰の借金を返す体操

2016年04月24日 20:36

最近見た番組の中で、私にとって最も有益だったのはこれ。昨日NHKで放送された「チョイス・腰痛対策の新常識」。人にもよるだろうが、私にはどんぴしゃりだった。たった数秒の簡単な体操で、重い負担に喘いでいた腰が、すっと軽くなり、今までに経験したことが無いような、腰の負担軽減感覚があった。肩幅に足を開き、尻に手を当て、腰を押し出すように(膝が曲がらないよう、そして顎を引きながら)ゆっくり反り返る。たったこれだけ。いつでもどこでも簡単にできる。横もやる。壁に支えられながら、腰に手を当て、くの字に曲がるように。曲がりづらかった方を重点的にやると、横の変形の修復に効果があるという。東京大学附属病院特任教授 松平浩先生の話は、とても分かりやすく、特にロールケーキを使った「随核の借金」の説明は、これだ!と思わせるものがあった。詳しくはNHKの公式サイト http://www.nhk.or.jp/kenko/choice/archives/2016/04/0423.html で。再放送金曜午後0時~。 ・・・強制的に徴収されるNHK料金、同じく強制の英国公共放送BBC等に比べ桁外れに高額だが、この番組は良かった。こういう良質なものばかりなら、あの高い料金も惜しくはない。でも・・・


「報道の自由度ランキング」、民主党政権下の2010年には11位にまで上がり主要国トップ、名誉ある「報道の自由、世界のベスト10国」目前まで行ったが、安倍政権になって一気に暴落、2013年53位、2014年59位、2015年61位、2016年現在72位にまで順位を落とした。その変化はテレビ報道を見れば一目瞭然だ。極右タブロイド紙、産経新聞と関連会社のフジテレビや、もともと安倍のお友達で、これも右派の読売新聞と関連会社日本テレビは、喜々として政権の宣伝機関をやっているし、その他には、政権の脅しが、かなり効いているように見える。外国と陸続きの国境線を持たない島国日本は、右派が唱える国粋主義や全体主義が耳に心地よく、歴史からも分かるようにそれに陥りやすい。安倍政権の意向なのか、バラエティー番組やドラマにも何気なくそれが反映されていて驚かされる。「日本人はこんなに凄い」というバラエティーがいかに多いことか。これは裏を返せば、「外人は日本人に比べ劣っている」と人種差別を扇動しているようなものだ。欧米ではこんな番組ありえないだろう。戦後日本が大発展していた頃は逆だった。外国の優れた文化や技術を盛んに紹介し、学ぼうとしていた。


多額の料金を徴収する公共放送なのに、NHKは一体どこまで落ちるのか。そういう「日本人はこんなに凄い」的な番組が目に付くし、20年前に放送された20世紀を振り返る番組の再編では、「公平に」と極右歴史修正主義の主張を一部取り込み、結果的におぞましい内容に改変されていた。最近見たあるドラマでは、一見公平に日本中国米国の兵士を扱っているようでも、日本兵は徹底的に清廉潔白に描き、逆に中国兵は「日本人め死ね死ね」とわざわざ言わせ、日本人を「屠殺」する鬼畜のように描いている。米兵も、主人公の日本兵を、よってたかって「こいつなかなかやるぞー」というセリフを言わせながらゲーム感覚で殺す姿に描いている。報道に至っては、思わず電源を切りそうになる。見る価値無しというだけでなく、姑息で巧妙な洗脳の仕掛けから自分の身を守るためだ。何が悲しくて高い料金を払って政権のプロパガンダを見なければならないのだ。先日も熊本の被災者が政府を褒め称える場面があったが、被災者が10日間どれほど快適なベットで寝ていればあんなセリフが出るわけ?あんな放送、不思議に思うのは私だけだろうか。こんなNHKの料金、払いたくないけど、払わないとヘタすると裁判にかけられるし。やれやれ

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あの番組はよかった。腰が良くなったのは松平先生とNHKのおかげです~


 

第213話 元妻の善行

2016年04月09日 23:30

最近の色々な出来事の中で、一番感心したのは元妻。私達男4人兄弟の嫁さんの中で一番母と仲が良かった元妻。子供がいなかったので他の三人より有利だし、ウマが合ったのだろうし、外面の良さもあろう。しかしそれだけではない何かが彼女にはあった。人心掌握術というか年寄りに対する思いやりというか。彼女が誘い二人でよく花見とか旅行に行っていたし、「お母さんお母さん」と気さくに話しかけ、よく二人で笑っていた。離婚したとき、母は本当にがっかりしていた。親不孝をしたものだ。私が一方的に離婚を通告されたのだが、彼女もさぞ私にがっかりしたのだろう。今では申し訳なく思う。そんな彼女に、癌を患う母が一度会いたいという。悩んだ末連絡してみた。すると、いつも忙しい人なのに、二つ返事でOK。日帰りで花見がてらどこか温泉へ行こうと誘ってくれたのだ。母がどれほど喜んだかは言うまでもない。


その日は母の体調もぐっと良くなり準備万端、私と元妻と母の3人で道中満開の桜を見ながら温泉へ向かった。行ったのは長島温泉湯あみの島。広大な施設だが事情を話すと係員が即座に対応してくれ障害者用駐車場に。日本有数の施設だけあって、平日にもかかわらず客が多く活気があった。春休みということもあって若者も多かった。源泉豊富な良泉、きれいな大スケールの露天風呂、その中に立ち湯や泡ジェットなど様々な湯船があり、どれも広々。私のような巨漢デブには最高だ。母たちも大いに満足していた。しかし!施設内の食事が最悪だった。3,000円のうな重。焼き過ぎて真っ黒丸焦げのカスカスになった悲しいほど薄っぺらなウナギに、激甘タレをどっさりかけてハイどうぞときた。冗談でしょと皆で顔を見合わせ、母もこんな酷いうなぎ初めて見たとあきれていた。やっぱりうなぎは鰻屋さんで食べなきゃね。鰻職人と素人とではわけが違う。母の好物だから、と注文したおいらが馬鹿だった。


そんな悲劇も笑い話になるほど、ワイワイガヤガヤ楽しんだ。帰途元妻を彼女の実家に降ろし母の家へ。運転中、ああ本当に楽しかった、ありがとう、と母は私に話しかけた。そして家に着くなり、疲れたのか、ぐっすり床に就いた。後日兄から、母さん凄く喜んでいたぞ、○ちゃんに、くれぐれもよろしく言っといて、と電話があった・・・。たぶん母に財産など無いだろう。無くて幸いだ。あれば私にとって百害あって一利なし。絶対に無い方がいい。でも、昔お金持ち時代に、母におねだりされ買ってあげた宝石類がある。金額は全部でざっと一億円ぐらいだろうか。^^もちろん冗談だが、相続は傍目にはどうでもいいようなくだらない小額でも、もめる事があるのだそうな。車中、昔お前に買ってもらった宝石を○にあげたいと言われ、少し心配になった。でもまあ元妻は、もはや他人だし遠い外の人。万一何かもめ事が起きても、彼女が巻き込まれる恐れはないだろう。一日の善行で見事宝石ゲット。やったね元妻。ありがとう、そしておめでとう。ふふ、おいらが独身で良かったね。


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こりゃチュー太郎、と元妻から乱暴に可愛がられ大喜び

ドックランで戯れるチュー太郎と元妻。はや2年前か