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第212話 受動喫煙で癌と脳卒中と心筋梗塞に

2016年03月25日 14:51

シャレになりませんね。タバコを吸う人はニコチン快楽にふけれて楽しいでしょうけど、周囲の、何の罪もない人がそのとばっちりを受けて病になんて、あまりにひどい話。さらに腹が立つのは、タバコを吸っている本人はフィルターを通した主流煙を吸えて、周囲の人はフィルターを通さない垂れ流しの、モノによっては有害物質が主流煙の30倍といわれる副流煙を吸わされるということ。タバコを吸う人はそれをどう思っているのだろう。近くに血管がボロボロの人、例えば重度の糖尿病患者がいたらどうするの?「どうなろうが俺には関係ないよ」ということか。受動喫煙がもたらす害については、もはや議論の余地はない。2004年の世界保健機関(WHO)や、2006年の米国公衆衛生局等の結論付けに対し、一部学者の「僕の研究では違うぞ~」という異論はあっても、10年経過したにもかかわらず巨大な資金源を持つタバコ産業側ですら有効な反論ができていない。


日本では若い女性の喫煙者が増えているというが、一般的に収入が少ないだろうから、タバコが高価格品になった今、それは無いだろうと思って統計を調べてみると、昭和40年では6.6%だった20代女性の喫煙率が、平成14年にはなんと24.3%に。幸いそこから現在には10%にまで落ち込んでいるが、害の知識の浸透と高価格化で急落したのかと思ったら、当時20代だった女性は今の子の5割増しの14.8%だった。やはり一度ニコチン依存症になると、なかなかやめられないのだろう。私も大の愛煙家だったので、禁煙にはかなり苦労したが、20数年前に結婚したとき、愛する妻と子犬を受動喫煙から守る為に、何とか頑張った。ニコチンは麻薬と一緒。禁断症状が本当に辛かった。でも、禁煙には大きなご褒美もあった。うれしいことに精力が飛躍的に高まったのだ。10歳ぐらい若返ったような感じ?当時スポーツ選手(馬術)だったので、キレといい持久力といい本当に夢のように体が動いた。おかげで素晴らしい賞をたくさん取れた。禁煙は完全合法ドーピングだったりして。


先日ある方と食事をしているとき、どこからかタバコの臭いがした。主治医から、「タバコは絶対厳禁。受動喫煙はさらに危険かも。お店でタバコの臭いがしたらすぐに出た方がいい」という警告を受けていた。ところが犯人はその方だったのだ。まさかと思った。あれほど高貴で美しい女性がなんとニコチン依存症とは。ご主人が喫煙者なのだろうか。夫に道連れにされる非喫煙者の女性は多いと聞く。その逆もあろうが喫煙率の統計からいくとそうだろう。ならば気の毒な話だ。タバコを覚せい剤と置き換えれば分かりやすい。そういえば欧米では、もはやタバコはヤク扱いだとか。パーティー等で、どんなにちやほやされていた美女でも、タバコを取り出した瞬間軽蔑の対象に。蜘蛛の子を散らすように皆去って行くのだそうな。彼女を尊敬している音楽家の私は、禁煙してほしいものだが、夫でも恋人でもない私が言うことではない。目の前で吸われるわけでもないし。でも友人だから言うべきか?あるいは余計なお世話をしたがるのは気があるから?それじゃあ不倫目的おやじで最悪だね。反省しよっと。


動物愛護から禁煙。子供や家族を守る為にも

禁煙のおかげで取れた賞の数々
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第211話 ドーベルマンの散歩調教

2016年03月15日 13:48

欧米先進国と違い日本ではドーベルマンを特定犬(危険犬種)と定める自治体が多いようだが、これは偏に人間側のレベルの問題だろう。ドーベルマンを3代飼って20数年、愛犬を危険犬種と思ったことなど一度もない。確かに非常に危険と思ったドーベルマンはいる。自治体の条例通りに、まるでライオンでも飼うかのごとく頑丈な檻に閉じ込められたままのような子で、賢いドーベルマンにとってあれはまさに拷問。ストレスで荒れ狂っていた。逆に知能が低い犬種なら、狭い檻の環境にすぐに順応するのではないか。欧米先進国では、たとえ小型犬であろうと、そういう知能が低い犬を危険犬種とする傾向のようだ。小さいから安全、大きいから危険犬種というのでは、あまりにレベルが低すぎる。といったら言い過ぎか。


論より証拠、百聞は一見に如かずで、ドーベルマンの散歩調教の様子を動画でアップする。見ての通り、非常に従順で穏やか。飼い主に甘えながら、ぴったり寄り添っている。音でわかると思うが数百メートル先には車がビュンビュン飛び交い、別の方向では近くに、小型だが知能が低くて危険と欧米の一部で指定されている犬種が、牙をむいてこちらに凄みをきかせている状況だ。しかし知能が高いドーベルマンは、パニックになることなく、きちんと脳内で状況判断が出来ている。分かる人には分かるだろうが色々細かいテクニックを使っているのは見ての通り。気難しい馬たちと違いドーベルマンは従順なので調教はfriendly。このように非常に楽しげな雰囲気の散歩だ。でも私は、散歩は遊びではなく常に調教と思っている。日々調教。馬乗りだった名残か。




私は犬の素人。犬関係の仕事、プロとは一切無縁だ。秋、長野県の霧ヶ峰で警察犬全国大会が行われる頃、近くの山荘に居ることが多いので、周辺で宿をとる訓練士さんたちと知り合うことがたまにある。昨年も数頭のシェパードを連れたトッププロの方と親しくする機会があり、馬や犬の話で大いに盛り上がったのだが、彼にとって馬の調教法の話は新鮮で面白かったようだ。次々に質問され、別れ際「勉強になりました!」と喜んでいた。私の愛犬チュー太郎を「いい子に育てましたね」と絶賛していたが、彼の常識からすると、私の犬の調教法はかなり独特のようで馬の調教をしていたという話で納得したようだった。昨日撮ったこの動画でも、チュー太郎が前に出そうになったとき私が人間の言葉ではなく、思わず「ほおほお」と馬言葉で制止しているのには笑えた。


条例により、頑丈な檻を買って閉じ込めろだの、家に危険な猛犬がいるという看板を貼れだの、家の中でも庭はおろか室内でも「放し飼い禁止」だの、いったいどこまで愚かなのだ。ドーベルマンのような知性の高い動物は、間違った扱いをすれば心に深いダメージを受ける。それは人間の子と同じ。だがそれはそのドーベルマンの責任なのか。そしてドーベルマンの命はそれほど軽い物なのか。これほど飼い主を愛してくれる天使なのに。条例により処分などという事はまさか発生していないと思いたいが、ドーベルマンへの偏見に対し、それは罰当たりな天に唾する行為だと、この20数年彼らの天使の振る舞いに癒されてきた私は強く言いたい。ついでにこの近辺で泥棒がいないのはうちのドーベルマンのおかげ。また無駄吠えやウンチや何かでご近所に迷惑をかけてるアホ犬はよその子です!


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食べちゃいたいぐらい可愛いポーズのチュー太郎。これを抱え、顔をうずめてフガフガ匂いを嗅ぐ。私の至福の時。そんな私のために動かずじっと耐える名犬チュー太郎。まさに天使