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第180話 かわい過ぎる甘え上手犬

2014年11月29日 20:57

人相の悪い私が、黒くて大きなヨーロピアンのドーベルマンを連れて歩いていると、見た目が相当怖いようだ。散歩していると、それを何となく空気で感じる。先代や先先代のドーベルマンの時は、そうでもなかったと思うが。メスのアメリカンだったので見た目が今ほどの迫力は無かったためだろう。 ・・・ 中身はまるで逆なのだが。本当に逆。実は今の子は、可愛すぎる甘え上手犬なのだ!  大きなおっぱいでお母さん犬みたいだった先先代も、メスで中性化手術して、綺麗なタカラジェンヌみたいだった先代も、今の子のようにベタベタしてくることは無かった。チュー太郎はもう3歳にもなるが、いまだに「パパ~」という感じで、べったりくっついてくる。こんなことなんて、前の子達にあったっけ? ・・・子犬のときに多少はあったかも知れないが、ほとんど記憶が無い。これって、オスのドーベルマンの特徴なのだろうか?あるいはヨーロピアンドーベルマンの特徴?はたまた去勢されたオス犬の特徴?それともこの3つの内の何かがそろうとこうなるのかな? 否、もしかしたら私の育て方が間違っていたのかもしれない。自分の腹筋の筋トレもかねて、しょっちゅうお腹の上に乗せて、もう完ぺきに猫可愛がり状態で育ててきたのだが、それが原因なのだろうか。


まあチュー太郎は、私が先にイっちゃうような不慮の事故でもない限り最後まで私のもとに居るわけだから、このヘンテコな癖も特に害は無いのだが、客人などにこれをやったら、エライことになる。事実昨年70代の女性の山の友達の一人が、ガーンと熱烈にハグされ、笑ってはいたが以来チュー太郎には近づかなくなった。あの大きさだし、こまめに親指の爪を切っているわけでもないし、足裏に泥でもついていようものなら綺麗な服は台無しだ。ちなみに、だから当然私はチュー太郎が家に来て以来、ボロ着しか着ていない。そうか!いい年をした人相の悪いおっさんが、ありえないようなボロ着を着て大きな黒いドーベルマンを連れて歩いているから皆怖がるのねw。さもありなん。先日までの、人里はなれた山奥なら許された格好でも、この都会ではやはりまずいかなハハ。でも、数回ガオーとハグされたら、どんな服でもすぐこの状態になっちゃうからなぁ。そうか、外に出るときは少しはマトモな格好にして、庭でも外ではハグ厳禁にすればいいか。そして、そこらじゅうにシッコしてウンコして狂ったようにガウガウ吼えてくるアホ犬を連れたご近所さん達にも、にっこり微笑んで愛想よく挨拶するのだ。社交辞令のひとつでも言って。 ・・・ 独身男のつらいところだね。こういうとき嫁さんの必要性をとても感じる。誰かいないかなぁ・・・


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甘え上手犬 チュー太郎

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おかげでこうやってナデナデしてもらえる

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のびのびくつろぐチュー太郎

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いつもべったり

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乗っかられると重くて大変だが何故か楽しい

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可愛い顔してご機嫌に散歩するチュー太郎

その様子


 

第179話 犬の心にも貢献?

2014年11月09日 15:44

先日山を下りて自宅に戻った。暖炉必須の凍えそうな寒さから一転、名古屋は半袖でもいい暖かさだった。蚊もまだいた。風景も冬景色から紅葉以前の緑に。毎度のことだが、まるでタイムスリップしたような気分だ。チュー太郎はどうかといえば、多少戸惑ってはいるが、さすがに11月は暑くはないので、夏に戻って来た時のような困惑はない。先月末の吐くわ下すわの食中毒?も無事克服し、庭で元気に走り回っている。そう、自宅には自由に走り回れる庭がある。しかし山には無い。規約でフェンスを作る事は禁じられているので、家の外では常にリードが付く。人が居ない場所でごく短時間だけ放せるが、自由とは程遠い。風景と空気の良さは抜群で本当に素晴らしい別天地だが、山はチュー太郎にとって自由が無く、案外窮屈な所なのかもしれない。


昔その別天地には、一目置かれるある大御所様が居た。最近お目にかかれないが、もしご存命なら百歳ぐらいのお婆さんだ。20年ぐらい前は、その方が毎朝晩やや大きめの犬を連れて散歩していたが、いつもノーリードだった。その影響だろうか、当時この辺は、ノーリードの人がとても多かった。地域全体がまるでドックラン天国状態? しかしトラブルはほとんど無かった。この20数年トラブルの話を聞いた事が無い。大御所様は、孫?を連れ散歩の誘いによく声をかけてくれた。先々代のドーベルと一緒に自宅に招かれることも度々あった。色々ご馳走されとても楽しかったことを思い出す。しかしそこのワンちゃんが死んでからはあまり散歩しなくなり、お目に掛かることはほとんど無くなってしまった。代わって数年前から顔を見るようになったのが、2組の犬嫌いのお婆さんだ。そのうちの一人はかなりクレーマー的な人で、先日も酷く怒鳴りつけられてしまった。ちょいとチュー太郎が近づいただけなのに、やれやれだ。もちろん今は、この辺でノーリードの人など一人も居ない。


そんな山での生活だが、自宅に比べ圧倒的なアドバンテージは、やはり山の静寂だろう。名古屋近郊の自宅は、田んぼの中の住宅地とはいえ、やはり都会だ。私は、帰った当初は人の気配を感じてむしろホッとしたほどだが、都会の喧騒に早くもうんざりしてきている。チュー太郎はもっとだろう。真っ暗な夜、周囲数キロにわたって人の気配を全く感じない環境は、人間にとっては怖いほどの孤独感をもたらす面もあるが、犬にとっては快適この上ないだろう。しかし主人が寛いでいなければ犬も寛げない。そこで今年は、照明に凝ってみることにした。賑やかな雰囲気を出したい夕食時には、自分で描いた花の絵に照明を当ててみたり、寝る前の深夜用に、ステンドグラスの間接照明機器を作ってみたりした。ガラスの色は青。深夜は、間接照明で、室内をうっすら青くしてみたかった。壁がウッドなので青はどうかと思ったが、傾斜している天井の色は白なので上手くいった。自画自賛だがこの照明はとてもリラックスできる。犬にはこの照明の良さは分からないだろう。だが私がリラックスできるので、愛犬の心にも良い影響をもたらしていると思う。

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賑やかな夕食時には花の照明

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深夜は間接照明でうっすら青

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作ってみたステンドグラスの間接照明機

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暖炉の火も照明のひとつ 真っ暗な青の照明時とも意外とあう

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暗くても賑やかな花の照明。青の照明にすると静かな雰囲気に一変する

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ひとつだけ除いて今年も楽しかった山の思い出

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楽しい山の散歩

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はしゃぐチュー太郎

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夕日に輝く美しいススキ野原

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来年もまた山に

 

第178話 いたしかゆし

2014年11月01日 13:38

景色は最高だが、あまりに道が険しすぎて年に一度ぐらいしか行かない山の散歩コースがあった。一応登山道だが、整備はされておらず、しかもあまり人が通らないのか草で覆われ道が見えないところ多数。ここは濃霧に覆われることが多い。1m先も見えなくなることがある。トレッキング中に天候が急変すれば遭難へ一直線だ。そんな危険な道を先日通ってみた。 行ってびっくり。いつのまにかそこは、ダンプでも通れそうなほど整備されていた。去年は確か無かったと思うが、いや去年は行ってなかったか。とにかく出来立てほやほやの道だ。これで驚くほど簡単にこの景色を楽しめるようになった。時計で測ってうちの玄関から頂上までこの日は約一時間。時間も半減されたが、心理的にはもっと楽に。年に一度のあの道が、安全で本当にお気軽な散歩コースになってしまった。観光客誘致の為だろうが、多額の費用をかけて整備してくれた自治体に感謝すべきだろう。でもあそこは貴重な高山植物の宝庫だったところ。少し霧が出て、花が咲き乱れ、雲の合間から山脈が輝いたりして、本当に夢のように綺麗だったところだ。ダンプが通れるような道を見て、無残な乱開発と思うのは私だけか。


この日の晩からチュー太郎は体調を崩した。嘔吐と下痢。またなにか拾い食いをしたのだろう。一昨年の夏も同じような症状になったが、今回はその時ほどひどくはない。前回と同様の対応をすることにした。あれから数日、「おなかすいたー!」のチュー太郎の猛アピールについつい負けてしまい、前回に比べ甘い対応になっているせいか、回復が長引いている。でも、体力を付けさせる為に、少しは食べさせたほうがいいと思うのは前回と同様。量が多すぎたのか。減らしてみる。すると、ちょっと目を離した隙に、暖炉用の薪の枝をかじっていた。お腹がすくと何でも口にしてしまうので、バリケンに閉じ込める。普段暖かい暖炉そばのソファで私とくつろいでいるので、寒い階段下の玄関のバリケンに一人閉じ込められるのは相当なストレスの模様。「パパ出して」と猛アッピール。ストレスは回復を遅らせる。今回回復が遅れているのはそのせいかもしれない。世の中どれもこれも痛し痒しなんだね。

人里離れた山は素晴らしいが、獣医に気軽に行けないのがつらいところ。雨がやんだら下山。来年夏までまたお別れだ。




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広い道。当然一般車両は通行止

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この辺は草で覆われ人一人がやっと通れるような所だったが

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道路を見なければ景色は昔と同じ?

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この別のルートはまだ昔のまま、未整備だった。

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熊とかに注意しながら、暗い森を抜ける

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山は危険もいっぱい。怖い顔をした蛇がいた