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第171話 愛犬を他人に託す練習

2014年06月23日 14:19

犬を飼う中高年の単身者というのは今後ますます増えていくと思う。お利口でよくなついた愛犬の癒し効果は、孤独な単身中高年にとって抜群だ。私の実体験では、天と地ほどの差があった。心の癒し効果は、体の健康にも大きく貢献するはず。私も糖尿病などのせいで一時健康が悪化したが、チュー太郎が来てからは明らかに改善されている。逆にあのままだったなら、下手をすると今頃、悪化して合併症を引き起こし人工透析なんてことになっていたかもしれない。


一番大きく変わったのは、家に引きこもらず、毎日必ず(悪天候を除く)外へ出て散歩をするようになったことだ。その他にも様々な変化があるが、これひとつとってみても、犬を飼うことの効果は明らかだろう。心身の健康への貢献は、国全体にとっても、様々な経済効果や医療費の抑制、やさしい思いやりある社会への寄与など、いずれも素晴らしい効果が考えられる。


だが大きな問題が二つある。犬の調教の問題と、客観的事実として、単身の中高年の、死亡率の高さだ。日本の場合特に男性の死亡率がかなり高いという。調教に関してはそれ以前にマナーの問題もあろう。昨日も何時もの散歩道に、大きな犬の糞の塊が放置してあった。他にも小さな犬の物と思われる糞もあった。いったいなぜこんな事をするのか理解に苦しむ。今では手を汚さずにトイレにポイと流せる便利な糞袋がある。一枚あたり10円ぐらいだろうか。とても安い値段で売っている。それを外出時にポケットに入れておけば済む話ではないか。なぜそんな事もできないのだろうか。


誤解した何時もこの道を通るお婆さんから白い目で見られてしまったが、これでは犬嫌いな人が増えても仕方がない。ちなみに、うちの糞をさせない方法は、排便のタイミングを把握しておき、庭でさせる、外ではさせない、ともうひとつ。犬はアスファルトの上より、土や短い草の上ですることを好む。また、側道には危険な物が色々ある。だから私は、出来るだけ右側通行で側道を歩く。すると犬は側道から離れ、糞をしにくいアスファルト側を歩く事になる。右側通行なので追突されにくく、対向車が見やすい。車が来ればすぐに安全対策がとれる。但し調教が出来ていない犬には、やはり車道側を歩くのはリスクが増すかもしれない。


話は戻って、まあ縁起でもないが、もし私が死んだ場合を考えて、身近な人に愛犬の調教の練習をしてもらえるのなら、それに越したことはない。難しく言う必要はない。ただ「一緒に散歩しよ」と言えばよい。もちろん本当に楽しくなければならない。私が選んだシチュエーションは、広大な芝生の中をブラブラなロングリードを使ってノーリードに近い状態にし、ストレス無しに一緒に歩くというものだ。この手法は、愛犬が正しく調教されているのなら、落ち着いてグループの中に入るものだ。そういう状態ならば、協力者は、比較的早く、気持ち良くこの犬を自分でコントロールできるようになるだろう。細かいテクニックはまた機会があれば書きたい。


その時の様子



普段の散歩の様子 この日はリードブラブラ




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広大な芝生。呼び戻したところ。素晴らしい公園だが、早い時間に閉鎖されるせいか人影無し


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花がきれいだった。ここがドッグランがあったところ。完全に撤去されていた。もったいない



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呼ばれて振り返るチュー太郎



 
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第170話 犬・変形性脊椎症、悪化予防

2014年06月12日 17:29

チュー太郎は、引き取る時から思っていたのだが、兄弟より極端に小さかっただけでなく、体型が変だった。酷い猫背に見えた。いわゆる変形性脊椎症というやつか。その他様々な先天性異常がある事を承知の上で引き取ったワンコなので、無論覚悟の上だったが、幸せに長生きさせる為にいったいどうするべきなのか、この病気は根本的な治療法があるわけでもないし、予想通り症状が悪化してきたので、最近悩むことが多い。


変形性脊椎症悪化防止のためには、食事と運動の制限が必要だという。だがまだ若く、食欲が旺盛なので、減らすと、可哀想なぐらいしょんぼりする。また、獲物をゲットするような激しい運動が大好きなので、これを減らすと、これも可哀想なぐらいしょんぼりする。日に日に外見は症状が進行しているように見えるが、今のところ痛みや不具合は一切無いようだ。だから対策は、食事を減らして痩せさせ、時間をかけて、のんびりトコトコと散歩させるぐらいか。おそらくこれが一番だろう。当然ノーリードの方が悪化予防にいいのだろうが、世間的に山奥でもノーリードは難しくなってきたので、もう仕方がない。収縮リードを使う事が多くなろう。ドーベルマンは寿命が短く、チュー太郎のようなケースは、あと数年で急速に悪化するそうだ。 ・・・ 幸運を祈るのみだ。


ところで最近、「動物だって心が壊れる」というウォール・ストリート・ジャーナルの記事を読んだ。だいたい私の考えと同じだった。犬の心については、また別の機会に書きたいと思うが、この記事を読んで、食事と運動の制限についてまた悩むことになった。純朴で美しい、とてもデリケートというこの心を、「可哀想なぐらいしょんぼりする」試練が、壊しはしないだろうか。記事のいうように、うつ病になってしまっては、元も子もないのではないか。そもそもあの症状は、痛みが無ければ外見だけの話で、老化すればどの子にでも起きること。激しい痛みが伴うヘルニアとはわけが違う等々 ・・・ 食事はやや少なめにして、エアゲット(ジャンプして獲物をゲット)などの激しい運動も控えめにして、しかし庭で自由に走らすのはOK。散歩は長めに。こんなところでどうだろう。チューちゃん


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かなり猫背に見える

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角度にもよるが

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寝ると目立つ

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表情豊かなチュー太郎

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この可愛らしさを失いたくない


 

第169話 楽天銀行の預金全額戻る

2014年06月03日 17:43

昨年12月1日にネットの不正操作で盗まれた楽天銀行の預金が、先月(5月)末、ようやく戻ってきた。半年もかかった。カードも印鑑もパスワードもしっかり管理し、こちらの全く知らないところで預金が引き出された、つまり過失ゼロなのに、返却してもらうのに、不愉快な交渉をあっちこっちでさせられ、さらには平日の昼間に警察所へ出向いて、非常に面倒くさいやり取りもさせられ、そして様々な書類を書かされた挙句、半年後にやっと戻ってきたわけだ。半年もの厳格な「審査」の結果、私に不正や過失なしと判定され戻ったということだが、ありがとうございました楽天銀行様!と私は感謝すべきなのだろうか。半年も経ち、忘れた頃にやって来た、入金を知らせるあっけない通知書を見ながら、私は複雑な気持ちになった。


戻ってきただけマシか。確かに他の犯罪でお金を盗られた場合、一銭も戻ってこないことは珍しくない。そういう他の犯罪でも、被害者に大きな過失があったわけではなく、おそらくは私のように過失ゼロの場合が多いだろう。例えば孫の危機を救おうとして振り込め詐欺にあったお年寄りなど、巧妙な詐欺にあった被害者に、どれ程の過失があったというのだろうか。さらにいえば強盗やひったくりに遭った人たちに、どれほどの過失があったというのだ。私の場合、十中八九全額戻ってくるのが分かっていたから、半年は長過ぎるとはいえ、まあちょっと不快なだけで済んだが、他の犯罪で盗られた人たちの精神的ダメージは一体如何ほどか、想像を絶する。 ・・・ 家族や周囲の人たちは、細心の注意が必要だ。間違っても「馬鹿だな」とか、「もっと注意しないと」などと言ってはならないだろう。心を込めて、やさしく慰めるべきだ。今後の対策は被害者が落ち着いてから論理的かつ科学的に言えばよい。


私のお金を盗んだ犯人は、そのお金で何か贅沢でもしたのだろうか。或はギャンブルなどで使ってしまったか。いずれにしても、幸福度とは全く無縁だろう。少し前にNHK教育の「白熱教室」で、人間の幸福度を科学的に研究する講義のシリーズをやっていたが、それで勉強したおかげで、そんな金は幸福度とは全く無縁という事がはきっきりと分かった。また、どれほど稼ごうが、そういう盗人たちは、幸福度がかなり低い、すなわちザマーミロと被害者が笑い飛ばしてもよいほど、精神的にかなり不幸だということも分かった。あの講義は被害者にお勧めだ。精神的に少し楽になるだろう。また当然盗人にも見せるべき。刑務所等であれを見て勉強すれば、更生の役に立つだろう。ところで私は、若い頃の馬鹿みたいなお金持ち時代より、実は貧乏な今の方が実感として幸福度が高い。歳を取って少し賢くなったせいだろうかと思っていたが、あの講義でそのメカニズムがどんぴしゃり解説されていて非常に面白かった。NHKオンデマンドでまだ見られるかも。お勧め。


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私の心を鷲掴みで奪った、愛の盗人チュー太郎


ピアノの邪魔をするチュー太郎 可愛いからOK