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第139話 ドベは特定危険動物?

2013年04月18日 20:41

本当かどうか知らないが噂によればある県では、ドーベルマンは特定危険動物に指定されているのだという。「ライオンじゃあるまいし、んなアホな」とドーベルマン愛好家の私には思えるのだが、そういえばドーベルマンを飼っているということで、世間の目が冷たいような気がする。意外と、大型犬を飼っているというだけで短絡的に地域に危険を及ぼしていると考える人が多いようで、ましてドーベルなんてとんでもない、ということか。「この辺は小さな子供がいますからねぇ、非常識では?」などという声は、一見正当なように聞こえて実はそうではない。それが非科学的で非論理的な、個人の思想信条の自由と、生命の尊厳を軽視した、全体主義的な独善であることは、ドーベルマンを一度でも家族に迎えた人なら、体験的にそれが分かるだろう。もし何だかの理由で殺処分を言い渡されれば、家族の悲しみは計り知れない。


小型犬でも肉食獣だ。子供の指を噛み切るぐらいの力はある。ではそういう肉食獣を飼うのは非常識ではないのか。そもそも「子供の安全の為」なら100%の安全が保障された肉食獣しか存在は許されないのか?それなら存在を許せる根拠となる種類年齢性別育ち方等々ごとの科学的な実証データ、安全指数があるのか。そうではなくこれは(科学的データなどゼロだがイメージで)取り敢えず面倒くさいからドーベルマンは危険動物ということにして、取り扱い方に違反すれば処分するという事にすれば、愛犬家にも犬嫌いの人にも互いに一長一短で双方に顔が立つやろという、いかにも官僚的発想だろう。だがこんなのがまかり通れば、とんでもない社会ルールが出来上がるようになろう。これは実際にあった話だが、私が小さい頃、「猫が赤ちゃんを咬み殺した」という流言飛語が飛び交い、付近では猫たちがひどい目にあわされていた。私は、飼っていた自分の猫が殺されないか、心配で仕方がなかった。


うちのドーベルマンことチュー太郎は、親馬鹿だが、本当に可愛い。一緒に居るときは、だいたい何時も私の半径1メートル以内に居る。犬にしては珍しく、昼はあまり寝ない。その代り夜はテレビを見る私の横で、もうべったり寝ている。今も横に居るが、その寝顔が何とも愛しい。せっかく寝ているのに、どうしても見ているだけでは我慢できず、頬ずりしたり、体を撫で回したりしてしまう。チュー太郎は、そんな私のわがままに、よく応えてくれる。孤独な私には、本当に心の支えになっている。大家族の家庭が減少の一途をたどっている現在、少子高齢化と合わせ私のような人間は増える一方だろう。小型犬に比べ得てして温厚で、がっしり抱き合える大型犬には、他では得られない癒しと喜びがある。この生き物には、今も昔も人類に大きく貢献してきた長い歴史がある事を再度強調したい。けっして、気安く「処分」などと口にする存在ではない。


うちのドーベルマンの散歩の様子。レンズの関係で小さく見えるが最近のもの。飼い主に愛情を注がれ、人間を信頼し、べったり甘えん坊になっていることが分かる。30kgを超える大型犬だが、ライオンのような危険性などアリマセン

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綺麗なチューリップが咲いた

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チューリップの前で記念撮影

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中に入れて、という顔

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ヨシ!の合図で突入

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小さい頃はでかい椅子だったのに今では・・・

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私が後ろから抱き付いてもヘッチャラなチュー太郎。抱き心地満点

 

第138話 愛犬の最良の食事を目指して

2013年04月01日 12:48

健康なワンコにとって一番の喜びはやはり食事だろう。うちのチュー太郎などは何時も、「おいしいおいしい」と、がつがつ猛烈な勢いで食べる。食べ終わると「うまかった~」と幸せそうな顔をする。そんな顔を見て私は、「良かったねぇ~チューちゃん」とつぶやく。毎日の、小さな幸せのひと時だ。

うちは一日に数回、具体的には朝、昼、3時ごろ、夕方、夜食と、メインは朝食だが、だいたい5回ぐらいに分けて出している。複数の獣医から聞いた話によれば、一日一食にするより、人間と同じで数回に分けたほうが体にいいらしい。それプラス私には別の思惑があって細かく分けている。


ひとつは、大好きな食事でワンコが生きている幸福感を味わえるのなら、回数が多い方が単純にワンコの生涯幸福度が増すのではないかと考えたから。

二つ目は、調教上有利なこと。餌をもらうときワンコはとても従順になる。従順になる回数が多いほど従順度は高まる。いうまでもなくワンコの幸福度は飼い主との仲良し度に比例する。

三つ目は、同じ量を分散すれば一回あたりの量が減る。腹八分目になる。人間にもあらゆる面でその方が良いが制御がきかず中々実行できない。しかし愛犬には飼い主の意思でできる。空腹は最良の調味料という。うちのチュー太郎は、一回当たりの量が少ないため、さらに美味しく感じているはずだ。


ところで愛犬のごはんは、何を選べば良いのだろう。私の基本的な考えはこうだ。世の中は「黒か白か」などと単純に分けられるものではない。100%か0%ではなく、他の選択との比較でどこにどれ程のメリットデメリットがあって総合的にその選択は何点と判定するのが妥当かと考える。その材料としてこの場合いくつかの結果が短期間に明確に表れるので、当然その物理的証拠を最重視する。まあ簡単に言えばフンだ。フンだけでなく排泄の様子も注目する。どれほど良いと言われた食材でも、これの結果が悪ければ与えるのをやめるか減らす。当然体調も絡んでくる。そこは人間と同じだ。さらにいえば、食材の品質のバラつきも考えられる。生肉などはその点非常にデリケートだ。流通にわずかなミスがあっただけでも変わろう。FDAが生肉をすすめない理由はそんなところかもしれない。


イエスかノーかで考えてしまうと、どんな選択をしても百点満点にはならず、結果不安に駆られ、愛犬をも巻き込んで不幸せになりかねない。ネットを見ていると、自分だけでは物足りず、他人をも巻き込もうとする断片的な主張が目につく(米国のサイトでも)。曰くペットフードは毒だらけと言った類の書き込みだ。では現代の犬は、ペットフードが無かった頃より寿命が大幅に短いのだろうか?ああいった書き込みでそういう証拠を見たためしがない。そもそもたかがペットフード業者ごときが、FBIやCIA並に強力な機関であるFDA(アメリカ食品医薬品局)を支配できるはずなどなく、例え不正に成功したとしても、バレれば刑務所行きと巨額の罰金と賠償金が待っている。実際には何か問題が発生した場合、業者は即座にリコールを届け出ているようだ。だから私は、少なくともアメリカの一流品に限れば、愛犬に与えてもそれほど害になるとは思えない。


そんなわけで私は、ドッグフードを与えている。メーカーの説明によれば、研究を重ね、犬の健康に最適なフードをめざし日々開発しているのだという。ライバル企業と品質を競いながら。 ドッグフードの利便性がもたらす愛犬への好影響も見逃せない。総合栄養食として安定した品質の物を、いつでも手早く出せるメリットはやはり大きい。ただし、うちの子は生肉をとても美味しそうに食べるので、生肉(主に鳥の肝)も与えている。また、相変わらず手羽先の先のガラも結構な量を与えている。これらの食事は、先々代から数えてドーベルマンを飼っておよそ20年、その経験上の判断だが、この選択に特にこだわっているわけではない。知識や商品は日々進歩しているだろうから、常に勉強し、何が愛犬とって最良の食事なのか、食べ終わった後の幸せそうな顔を眺めながら、私は次のメニューを考えている。


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ガラス越しに「そろそろお昼ご飯ですよ~」という顔

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何時ものメニュー。体調を見ながら量を調整

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食事の最大の敵はこれ。異物誤飲。昼寝している間に着ている服をかじられた!


食事の様子。少し待たせて口を潤す