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第116話 愛犬用新車

2012年07月31日 14:56

チュー太郎もすっかり山に慣れ、今や山大好きワンコになっている。牛のようなドでかい凶暴なオス鹿にバッタリ会った時はさすがにびびっていたが、それ以外の動物にはもう怖がる様子も無く、最近は夜家に近づいてきた動物を追い払ったりしている。森に放すと、ビューンと走りまくり、「駆け足!」と号令を掛けると、自宅の時と同じように私の周囲を走る。路肩には興味を引くものがたくさんあるようで、散歩中頻繁に道草されるのは困ったものだが、散歩や駆け足はご飯前の空腹時にやるので、家の前で「チューちゃんご飯!」と声を掛けると、いかなる時もこちらへ吹っ飛んでくる。


人通りが多い湖畔などへ遊びに行くと、通行人から「あ、かっこいい~」などとよく言われる。しかしまだ月齢9ヶ月のチャキチャキワンコだ。前のチューちゃんのような落ち着きは皆無なので、噛むような事はもちろん無いが、飛び掛って服を汚したりしたら大変だから(犬に近づく以上服が汚れる事は覚悟して欲しいものだ)、リードを私の腰に巻き、首輪を掴んで迷惑をかけないよう気を使っている。昨日は山の中で、山にはおよそ場違いなヒラヒラのキレイな格好をした、ホテルの夏季バイトにやって来たばかりの2人組の女の子に、「かっこいい~」と声を掛けられた。大学生だろうか。とても可愛かった。この周辺を紹介したり案内をしたりして仲良くなるイイ機会だったが、遠出した後の夕食前のせいか、なんとこの時に限って低血糖症の急な発作が! おじさん目をひん剥いて突然震えだし、お二人さん、さぞ怖かっただろうなあ。逃げる様に行ってしまった。あ~あ。(苦笑)


糖尿病の定期健診の為に今日、山を降りなくてはならない。誰かチュー太郎を預かってくれないかと思ったが、何せでかくてヤンチャ盛り。小型犬しかもっていないご近所さん達には無理だ。まあ連れて帰るしかあるまい。ところでもうだいぶ前だが、私は車を変えた。今までは燃費の悪い車ばかりだったが、もう一人身だし、車で女性をナンパする気もないから豪華な車は不要。  私は、ある意味車の専門家だった(おまけに鈴鹿サーキットを走るほどのマニア)。そんな私が選んだ車がこれ。新車でおよそ70万円と激安。貨物の為用かエアコンは強力。真昼でもチュー太郎は涼しい顔をしている。ビニールとプラスチックの内装はタフ。万一粗相をされても平気。頑丈なシート表皮もグッド。掃除もとても楽なはず。犬用には最適な内装だ。


車の性能自体も良い。小型軽量で今時珍しい重心が低いタイプ。峠のダウンヒルでは、スポーツカーを追い掛け回せるほどスポーティな走りが出来る。2ドアだから窓が大きく運転手は広々快適。トヨタ系だからダイハツの品質は高いと予想。まあ予想通りだった。そして燃費が良い。燃料費は前の車レガシィターボの3分の一以下か。高速で登りになるとさすがに速度を維持できないが、下りなら大きな声では言えないようなスピードが出る。ノンターボ車だが、ターボなど不要だと思った。ターボの欠点を無くし燃費を良くするという最新鋭のハイテク高圧ターボシステム対この激安シンプルシステム。この勝負、少なくとも軽量のアドバンテージ(+自然吸気のレスポンスの良さ)で、下りの峠はこちらの圧勝だね。おすすめの一品。

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タイヤを含めノーマルのまま。これで充分。バイザーが峠で視界をさえぎり酷く邪魔

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和室の寝室で寝るようになったチュー太郎

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許可した覚え無し!とチュー太郎に言ってるところ

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「な~に?」と出て行くどころかベットに上がりこむチュー太郎!

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けっきょくパパのそばがいいんだね。ま、いいか。


出来るだけ小さな合図で呼び寄せてみる
 
 

第115話 涼しく快適な山

2012年07月26日 15:29

テレビを見ると、酷暑で大変というニュースが連日流れている。なんだか申し訳ないが、ここ長野県八ヶ岳標高およそ1500mの別荘地では、涼しく澄んだ空気が心地良い一年で最も快適な季節を迎えている。長袖の服や防寒服を忘れた為に夜は寒過ぎるが、おかげで暖かい布団でぐっすり眠れている。熱帯夜に苦しんでいる方々、羨ましいでしょ? 


休日半額の高速道路を使えば、安い料金で、わずか2~3時間で首都圏や名古屋中部圏から来られるのだが、訪れる人は年々減少し、山もペンション街も観光施設も、寂れる一方だ。なぜなのだろう?これも少子高齢化が影響しているのだろうか? 灯台下暗しで近い所はあまり気が向かないのかもしれない。気軽に頻繁に旅行という習慣があまり無いのも影響しているだろう。まあいずれにしても、もったいない話だ。 案外「虫」が問題なのかもしれない。自然には虫が居る。殺虫剤メーカーの戦略が当たったのか、極端に虫を嫌う人が非常に多い。ペンションのオーナーがこぼしていたが、山にはゴキとかは居ないが、何か一匹虫が居ただけで、猛クレームを受けるのだそうな。


ご近所の仲良し4人組で、車山肩のニッコウキスゲを見に行ったり、買い物に行ったり、楽しく食事に行ったりしたが、御3人は私より20歳以上も年上の70代。デブでヒキコモリな私よりもずっとエネルギッシュな方々だが、もはや「最後に残った人たち」という感じで、他の方々は、もう居ない。 この別荘地は、20年程前まではとてもにぎやかだったのだが、あと数年で私一人になってしまうのだろうか。怖い話だ。 ビーナスラインの白樺湖や女神湖周辺は、とても良い所です。中古なら二束三文で別荘が買えますよ。お金持ちの方ならポンと豪華新築を一軒ぜひどうぞ。そして、チュー太郎という可愛いドーベルマンを連れたオッサンを見かけたら、ぜひ声を掛けてくださいね。


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ご近所の別荘に招待されたチュー太郎

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立派なデッキ。うちの地雷だらけのボロボロとは大違い

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山深い別荘周辺の道路

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見るもの聞くもの、初めての物ばかり

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後ろをノソノソ歩くチュー太郎

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リビングでくつろぐチュー太郎

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可愛い顔。いつもこんな感じの視線を向けてくる

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振り向けば出窓に大猫! じゃなくチュー太郎

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晴天がまぶしい今朝の散歩。 【その動画】


 

第114話 チュー太郎、山に行く

2012年07月19日 02:14

猛暑に耐えかね、ちゃちゃっと用事を済ませて、月曜の午後に車に飛び乗り、山荘に来た。いつものことだが別荘というものは、何かしらトラブルが待ち受けているもので、半年振りの大掃除とあわせて、結局明るくなってきた午前4時ごろになってやっと休めた。


トラブルは主に水周り。細い水道管は、長い間使っていないとすぐに腐る。水が出ないだの、出ても水量が足りない(トイレトラブル)だの、お湯が出ない(お風呂トラブル)など、次々に発生。今年は特にひどかった。休日が絡んだせいで2日たってやっとガス屋さんが来てくれたと思ったら、「正常に電源コンセントが刺さっています。ガスも有りますから、湯沸かし器のメーカーに相談してみてください」とほざく。コンセントが刺さっているかどうかなど、自分でチェック済み。これだけのことで、2日も待たせたわけ?と怒り心頭になりそうだったが、別の大変な事があってそれどころではなく、「ハイハイ分かりました」とただちにメーカーに電話。「今日はもう遅い(15時前なのに!)ので明日伺います~」とのことだった。 ・・・ 別の大変な事とは、伐採した木に、下敷きになってしまった事だ。笑い話ではない。木が成長したせいでBS放送が受信できなくなっていたので、昨年購入したチェーンソウでチャレンジ。しかしやはり素人。事前に得た知識だけでは、経験の未熟さを補えなかった。足を挟まれ身動きがとれず、長時間掛かってやっと脱出できたところへガス屋さんが登場した。幸いケガは軽症だった。


とかナントカ色々あったが、やはり山はいい。静かだし空気はうまいし夜は寒いぐらい涼しい。チュー太郎は初めての山。見るもの聞くもの初めてのものばかり。到着した時には、子ギツネの熱烈歓迎を受けた。車の前を元気よく走っていた。タヌキも居た。さあ到着、チューちゃん着いたよ、と言っても車から出ようとしない。なぜ? ようやく出たと思ったら、駐車場から玄関までの階段を上ろうとしない。そして玄関からも中に入ろうとしない。踏ん張って絶対に家の中に入ろうとしない。きゅーきゅー泣いて怖がって、「パパもうお家へ帰ろう」とほざく。なんでも、怖そうな怪しげなニオイ、ケダモノのニオイが、そこら中からするらしい。「ふざけんな。お前もケダモノだろうが」と一喝して無理やり家の中に連れ込み、とりあえず(安心できるよう)ゲージに閉まった。今日で3日間過ごし、やっと慣れた模様。家の中の階段も上れるようになった。 先代チューちゃんは、もっと小さい頃に山へ来たが、怖がることなど一切なく、チビッ子のくせにいきなり周囲の動物達に、ここは自分の領地だと猛アピール。山中にこだまするぐらいの声で吼えたてた。もちろん家の中にも堂々と入場。階段を普通に上り、特等席のパパのソファをゲットしていた。 


チュー太郎とは180度真逆。同じドーベルなのに、何でこんなに違うの?と、つくづく思った。まあ今日当たりはもうチュー太郎も山大好きワンコになっていたが。誰も居ない所で離してあげたら、とても気持ち良さそうに走っていた。「最高~」という顔をしていた。ああいう顔を見ると、やはり飼い主もうれしいものだ。 ・・・ 山へ来てまずやらなくてはならないのは迷子対策だ。私は、初日と二日目で、別荘周辺の道を全て覚えさせ、呼び戻しの訓練を徹底的にやった。それがおろそかだと、万一するりとリードが手から離れ、はしゃいでどこかへ行ってしまったら、場合によっては大変なことになる。実際それができていなかったのだろうか、火曜日に、湖のほとりで、哀れなワンコが一匹、飼い主を探してうろうろしていた。大型の柴系で気性が激しく、こちらに牙を剥いてきたのでスルーしたが、ああやって別荘地で迷子になった子は、ほとんどがアウトになるのだそうな・・・。 逆説的だが、道を覚えさせ、自由に走らせ、呼び戻しが完ぺきに出来るのなら、迷子になることはまず無い。別荘地では、毎年大量の迷子が出るという。哀れな話だ。チュー太郎はこの3日間の経験で、迷子のリスクは相当減少したと思うが、しかしそれでも首輪の裏とかに、名札や電話番号、鑑札などを付けるべきだろう。


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階段が上れず抱っこをねだるチュー太郎


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丸くなってくつろぐチュー太郎。夜は寒い


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携帯のカメラ。性能悪過ぎ


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リビングに鳴り響く大地の歌。ワルターの名盤。素晴らしい


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楽しい山歩き。 【その動画】


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森を抜けると絶景が


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見惚れるチュー太郎


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満足げな顔


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一緒に記念撮影


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無事家に到着。倒木の白樺をならべ駐車場らしくした

第113話 分離不安症の予防

2012年07月10日 16:03

犬の心の健康を保つ為には、これの対策が欠かせない。ドーベルマンのような賢い犬種なら、予防は少しの知恵と努力で簡単に出来る。しかしそれをせず万一この病気に掛かってしまうと、程度にも寄るだろうが、当然治療には予防よりもはるかに膨大な手間が掛かる。また、東京ならともかく田舎では、犬のメンタルケアが本格的に出来る獣医師が限られるだろうから、実は知識も経験も未熟なのに安易な薬物療法をされるなどという事も考えられる。心が健康な犬と病んでいる犬との違いは、糞尿を撒き散らすなどの異常行動や、ストレスから舐め過ぎて足切断とかしていない限り、普通の人には案外分からないのかもしれない。しかし、分かる人と健康な心の犬との生活は、互いに深い幸せをもたらしてくれると私は思う。


分離不安症について、またその具体的予防治療法については、私は医師でもないし検索すれば多数出てくるのでここでは省略する。ひとこと言えば、この病気は犬の特性から来るもので、どんな犬にも高い確率で掛かる可能性があるということだ。しかしやっかいなのは、飼い主を深く愛する犬は分離不安症なのか?という問題だ。一対一の関係で何時も一緒だった二代目チューちゃんは、私のことを深く愛してくれたが、分離不安症の兆候はかけらも無かった。予防のために、「出かける時も帰宅も犬を無視してこっそりと~」、というのが定番だが、私はそんなセオリーなど無視して、「いってきま~す!」、「ただいま~!」と、散々やってきた。しかし向こうはこちらを無視。留守番で泣く事など全く無く、「いっといで」、「お帰り」、という感じで超然としていた。


初代チューちゃんはごく普通で、留守番されそうになると泣き、帰宅すると大喜びしていた。二代目、特に変わった調教をしたわけでもなく、やはりあの子は天才だった(変わった子だった)と思う。それでも、元妻に対しては初代と同じようだった。離婚後に我が家にやって来た二代目チューちゃん。元妻は離婚後も頻繁に我が家に遊びに来ていたが、今度いつ来るかはチュー子には分からない。とわの別れになるかもしれない~、そう思ってあんなに悲しそうに泣いていたのだろうか? 勿論来た時は大喜びだった。私が「チューちゃん、分離不安症なの?」とからかうと、「ふん」という顔をしていた。ある年の夏、元妻は一ヶ月ほど私の居る別荘に滞在した。そして「チューちゃんバイバイ~」と言って去っていった。チュー子は、座ったまま、いつまでもいつまでも彼女を見送っていた。


分離不安症の予防法と治療法を混同してはならないと思う。初期調教で、治療法でよく言われる「冷たい仕打ち」など、逆に子犬の心を大きく傷つけると私は思う。母犬は自立を促す為に子犬を噛んだり威嚇するというが、それは動物社会の話であって、犬の高度な調教、私のいうところの人間化、コンパニオンアニマル(伴侶動物)、良質な癒し犬を育てるのにそんな野性的脅しは必要ないと思う。そんな事をしたら子犬の頭が悪くなるのではないだろうか。ところで三代目チューちゃんことチュー太郎はどうかといえば、やはりこれが普通なのか、兆候が見える。家族が無く、私と二人きりで何時もべったりで溺愛、いまだに一緒に寝たりするなど、最も分離不安症をひきおこしやすい環境だ。しかも前回記したようにAちゃんBちゃんに突然断絶されてしまった。チュー太郎の予防法の大きな柱だったこの「子犬の社会化法」が困難になった以上、それを補う何かをせねば確実にアウトだろう。


スワレ、フセ、マテ、コイ、ハウス、アトヘは、もうすでに充分できているので、考えられるのは、朝の運動の強化か。朝のさわやかな空気のもとで、たっぷり運動させれば、絆がさらに深まるうえに、くよくよする間もなく昼寝をするだろう。 ・・・ 何かイタズラされたとき、「このクサレバカワンコ!」とののしるという手もある。しかし私の場合、どうしてもトーンに愛情がこもってしまうので、逆に喜ばれる可能性がある。実際チュー太郎はいつも、うれしそうな顔をしやがる。 ・・・ このクサレバカワンコ

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朝食を食べ終わったところ。今日はいい天気

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「チューちゃん遊ぼ」、と呼び出したところ

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やっぱりサッカーが一番好きらしい

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「早く蹴ってよ」と催促する顔

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ビョーンと大ジャンプ

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また蹴ってという顔

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早くー!という顔

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ウサギのような可愛い耳

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ちゃんと持って来るところが可愛い

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おりこうさんと褒められているところ


 

第112話 寂しい通告

2012年07月06日 13:54

まあ仕方がないわな。ある意味当然かもしれない。 ・・・ 先日、寂しい出来事があった。涼しい夕方、いつものように散歩をして帰ってくると、自宅玄関前の道路で、ボール遊びをしている近所の小1仲良しコンビAちゃんBちゃんが居た。いつもなら、「あ!チューちゃんだ!」と言って、わ~と駆け寄ってくるのだが、今日はそうしない。一方チュー太郎の方は、小さい頃から可愛がってくれているA子ちゃんB子ちゃんに会えて大喜び。いつものように抱かれることに期待満々だ。しかし来ない。近寄ると引かれる。逃げられる。「あれれ?」と、けげんそうな顔のチュー太郎。突然冷たくされ、可哀想なぐらい混乱していた。


「あれ、どうしたの?AちゃんBちゃん」と聞いてみると、「お母さんがチューちゃんと遊んじゃいけませんて言うの」。「そうか、じゃあ仕方がないね。バイバイ」と去ろうとすると、A子ちゃんを裏切って何時の間にかB子ちゃんがチュー太郎をヨシヨシしている。あれれ? 
そのときA子ちゃんは一人で何やらブツブツつぶやいていた。
「見ちゃったからしょうがない・・・」
う~ん、これは一体どういう意味なのだろうか。 何を見た? 何を見たから何故何がしょうがないのか。Aちゃんの顔をみながら、私はあらゆる情報と知識を動員して推理してみた。これをお読みの読者の皆さんは、すぐに分かっただろうか?私は答えを得るのに、たっぷり5分以上も掛かってしまった。 ・・・ おいらボケたのかな。 (答えはラストに~)


話は変わるが、まあ女性にとって、特に小さなお子さんを持つ親にしてみれば、独身一人暮らしの中年男など、不気味な脅威以外の何物でもないだろう。いつだったか、まだチュー太郎が来る前、ひとりで散歩していたら、10歳ぐらいの男の子に声をかけられた。何でも、変な人にずっと後を付けられたそうで、助けて欲しい、怖いから家まで送って欲しいという。もう暗くなってきているし、聞けばすぐ近所というから、じゃあ、ということになってその子に付いて行った。ところがその家はとても遠く、やれやれ、1時間以上もかかってしまった。着くと、母親が心配して玄関先で待っていた。苦労して少年を無事送り届けた私は、礼を言われる事を期待したが、しかし結果は逆だった。不審者扱いされ、母親は子供をつれて逃げるように家の中に入っていった。ま、仕方がないか。 もしあの子に12歳ぐらいの知能があれば、きちんと説明してくれて、誤解は解けているはずだ。


ある番組でこんな話を聞いた。「昔は子供好きというと優しい人と思われたが、今では変質者扱いされます」と。嫌な世の中になったものだ。朝玄関先で通学中の子供に「お早う」と言っただけでも、私のような独身独り暮らしの男は、ずばり「子供を狙った声掛け犯」になってしまう。これは数年前、二代目チューちゃんが小さい頃、無駄吠え防止を狙って近所の子供に慣らせる為に毎朝積極的に声掛けをしていて実体験した。最初の頃は皆に大評判だった。ある犬好きの女の子などは、チューちゃんを抱きたがり、いつも向こうから声をかけてくるほどだった。ところがある日突然、この集団登校の子供たち全員が、一切挨拶をしなくなり、私の家の前を逃げるように通過するようになった。おそらくPTAなどで、子供に声をかける不審者がいる、要注意、という事になったのだろう。


20代の独身時代にこの家を買っておよそ25年、当時からそうなので、もう慣れっこだが、それにしても不快なものだ。30代半ばの頃に20代前半の若い可愛い女の子を嫁さんにもらい10年程すごしたが、その間はそういう目で見られ警戒される事は一切無かった。本当に全く違う。やはりこれは独り者の宿命か。とにかく独り者は子供とは関わらないのが賢明だろう。ちなみに、25年前の少女達は今や立派なアラフォー。近所の人の葬儀などで、見知らぬ40ぐらいのオバサンからとても親しげに声をかけられ、誰だか分からなかったが、何でも、昔私にとても優しくしてもらえたのだそうな。「ああ、あの時の子か」ということが何度かあった。前述の女の子も、今はハタチぐらいのようで、先日散歩をしていたら「こんにちは~」と笑顔で声を掛けられた。すっかり美人さんになっていた。 アラフォーのオバチャンの時もそうだが、何だか、とてもうれしかった。

で、話は戻ってA子ちゃんの謎のつぶやきの答えは! ・・・


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大好きなAちゃんBちゃんに遊んでもらえなくなったチュー太郎

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まあ仕方がない。チュー太郎、お前にはパパがいるよ

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子供たちの声が聞こえる方向を見るチュー太郎

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そっちへ行ってはいけませんよ

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家でふて寝するチュー太郎。あれ?パパの布団じゃん! ま、いいか

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今夜は家で大はしゃぎ

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イタズラし放題!・・・このクサレバカワンコ!・・・(パパの独り言)

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遊び疲れて自分のベットでぐっすりおやすみ

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顔は子犬のマンマ。本当に可愛い。 A子ちゃんの答え。何を見た?=チュー太郎。つまり「(もう)チューちゃんを見ちゃったから、(自分は)子供だから(チューちゃんを触りたい気持ちを抑えられないので)しょうがない」らしい。(笑)