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第84話 名前って大切だよね!

2011年12月30日 21:33

3代目チューちゃんことチビッ子は順調に成長中。この頃はよく庭を駆け回っている。外に出せない雨の日などは、家の中でもよく走る。まだ小さいせいか、音がパタパタパタと、まるでネズミが駆け回っているような音だ。名前を一旦「チュチュ」にしたが、ネズミみたいだからやめて、立派なチンチンを持った男の子だし、やっぱりチュー太郎か、チュー吉か、チューノ助か、あるいはチュー左衛門とかにしようと思っている。「チュー」が付いているから、いずれにしても愛称は「チューちゃん」になるしね。


だったらあんまり意味が無いと思われるかもしれないが、後々思い出す時に正式名が必要になるということを、この頃2代目を思い出す時に強く感じている。そう、2代目にはまだ、「チューちゃん」以外に名前がないのだ。1代目のときは、苦労して「チューちゃん」から「イシュ」にしたおかげで、私の脳内で2代目と明確に区別できるようになった。だがまだ2代目にはそれがないので、思い出す時に今とても困っている。そもそも同じ「チューちゃん」にしたのは「第9話 名前失敗」で書いたとおりの事情だが、あの記事を書いて一年近くたって、私は考えが少し変わった。同じ愛称にする事に、非常に大きなメリットがあると思う。


やはり圧倒的に調教がしやすい。動物の調教をしている人なら、それがどれほどデリケートなものかよくご存知だろう。調教する人間の声のトーンひとつで、動物達は微妙に、あるいは、大きく反応する。それにもっとも敏感な動物と思われる馬の例でいえば、様々な舌鼓(ぜっこ)の音色だけで馬に自分の意思を色々伝えられる事を、馬乗りや調教師達は無意識に自然に覚えて行く。それほどはっきり効果が分かるのだ。私は長年馬の調教をしてきたので、ワンコ達にも、ついついその「ぜっこ」を使う。今日アップした動画で見ると、子犬もけっこうそれに反応する事が分かる。チビッ子が何やら拾い食いをしようとしていた時に「ぜっこ」を鳴らしたところ、「やばい!パパに怒られる」と感じたのか走り出した。



つまり、それほどトーンにデリケートなのなら、子犬に注ぐ愛情も、呼び慣れた「チューちゃん」の方が、圧倒的に伝わると思うのだ。初代チューちゃんから数えておよそ20年、長年培った「チューちゃん」という呼び方には、自然と深い愛情が込められたトーンになる。「チューちゃんおいで」、「チューちゃん可愛いね」、「チューちゃんオリコウだね」などなど、調教でもっとも大切な時期の子犬の頃に、日常的に使う言葉に最良のトーンをにじませる事が出来る、私はそう判断し、愛称と正式名を使い分けることにした。これは実は2代目のときに、これで大きな成果を挙げた経験から学んだ事だ。そしてやはり3代目でも大きな成果を挙げつつあると感じている。あの、飼い主のコマンドなど全く無視するような、非常にヒステリーな超大型ドーベルマンの息子、とは思えないほど、穏やかで可愛らしく成長してきている。


話は戻って、仮に3代目を、チュー左衛門にしておけば、将来思い出すとき、「チュー左衛門はああだったイシュはこうだった」と、明確に区別できる。だがまだ「チューちゃん」だけの2代目にはそれがない。さあ困った。今は、仕方がないから、思い出す時いつも「あいつ」とよんでいる。 ・・・ チューちゃん、つくづく不憫な奴。ごめんね天国のチューちゃん。愛してるよー。 ( ・・・ う~~ん、なんにしよう・・・これといった名前がまったく思い浮かばない・・・ )

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可愛い顔でパパを見つめる3代目チューちゃん

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「チューちゃん」と呼ばれたところ

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凄いスピードで向かってくるチューちゃん

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ご褒美にチビッ子の大好きな足遊び

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楽しそうにはしゃぐチビッ子

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向こうにあるのは新しく購入した椅子。座り心地なかなかグー

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その椅子まで追いかけてくるチビッ子

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ごつい足。この子も50kg以上の大型になるのだろうか。ちと不安。

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可愛い写真がピントはずれに。携帯電話のカメラの性能の悪さにもう我慢できず、とうとう一眼レフカメラを今日発注。詳しくは次回に。



 

第83話 子犬が来て1ヶ月目

2011年12月23日 19:43

天使3代目チューちゃんが我が家に来て早くも一ヶ月になろうとしている。これもひとつの節目なので、ちょっと振り返ってみる。


健康状態=良好
 劣性遺伝の悪影響が出るとすれば、それはまだまだ先のことだろう。幸運を、何も無い事を、ただただ祈りたい。今のところは特に問題なし。毎日体中くまなく触っているが、異常は発見されていない。タマはやはり片金だ。ひとつは明確に確認できる。日々勢いよく大きくなってきている。が、もうひとつは分からない。探しても見当たらない。これが出て来てくれれば万々歳なのだが・・・。体中くまなく触るのは、もし悪い腫瘍が発生しても、ごく小さな段階なら、通常簡単に完治できるからだ。先代(2代目チューちゃん)のとき、せっかくそういう状態で発見したのだが、担当医は「検査したところ良性だったから大丈夫」と手術の必要性を否定した。だが実は極悪の腫瘍で、あっという間に大きくなり、大きくなってからは、手のひらを返したようなことを言われてしまった。このことについてはまた別の機会に記したい。


調教状態=まずまず
 前にも記したが、この子の目標は、孤独な独り暮らしの中高年の心を癒やす、可愛らしい「癒し犬」プラス、社会的弱者である独居者を狙う犯罪者等から主を守る「ガード犬」になることだ。私は、その両方で、私の理想以上に満点だった非常に優れた先代チューちゃんに、この子を少しでも近づけたいと思っている。だから目標ははっきりしている。この目で見てきた、ああいう風になって欲しいという具体的な目標があるから目指しやすい。が、ただ、この子は、先代のような天才的なところは(全く)見受けられないので、不要なモノはどんどん省き、覚えさすことを、少数精鋭的に選んでいこうと思う。そうすれば、たとえ少々アンポンタンでも、きっと成功するはずだ。それにしても、ヨーロピアンて、アホなのかな?ちょっと足りないような気が・・・(失礼!)。ちなみに初代も2代目もアメリカン。初代の知能が10としたら3代目は、7かせいぜい8か。まあそれでも普通のワンコよりはずっと賢いのだろうが。ちなみに怖いぐらい天才だった先代2代目チューちゃんは、1億? は冗談にしても、桁外れで比較できない。


私の生活=もうたいへん。でも楽しい。
 睡眠時間が取れない。先代が死んで以来完全夜型人間になっていたので、健康的に毎朝早く起こされると、もうたいへんだ。5時に寝て7時に起こされるような生活がこの一ヶ月続いている。今日こそ睡眠時間たっぷり8時間!を目指して、23時に寝るぞー。えいえいおー。でもまあ、おかげでトイレシートは全然減らない。よほどゲージ内でしたくないのか、「パパパパ、オシッコとうんち!」と毎朝たたき起こしてくれる。ゲージから出すと、リビングのガラス扉に向かって一直線、扉を開けると、転げ落ちるように飛び降り、庭で気持ち良さそうにオシッコとうんぴをする。そして朝食。大喜びでガツガツ食べる。最近はもう食べ放題作戦はやめ、慎重にコントロールしている。消化器系の負担を考え、少しずつ日に4食にしている。調教は空腹時食事前に行うとよく効くが、4度もしない。「アンポンタン」なので、食前に15分、それを日に2回だけにしている。このワンコを「調教大好き♪」状態に保つには、それぐらいが限度だと思う。なに、日にちはたっぷりある。15分かける百倍千倍と、何百日もかければよいだけの話。だからそれで充分だ。


調教はそれで解決として、私の生活は、やはり大きな制約を受けている・・・さっきの話もあるが、もう可哀想なぐらいだ。まず、今はこの子中心の生活になっているから、そうそう外出も出来ない。不思議なことに、こういうときに限ってやたらと色々なチャンスがやって来る。先日などは、ある若い女性から電話が掛かってきた。私の部屋に「遊びに行っていい?」と。もともと前から、「俺の部屋に遊びに来ない~?」と誘っていた子なのだが、この時私は、一瞬も迷わずこの誘いを断り、フってしまった。ク~~~、私好みの、とっても可愛い女の子だったのにー。彼女、遠過ぎて名古屋までは来れないと言う。もしこれがまだチビッ子チューちゃんが居なければ、たとえ今極寒中の長野の山奥であろうと、私は、電話を受けた瞬間に車に飛び乗り、山へ向かっていただろう。このわずか一ヶ月で、私の内部は、これほどまでに大きな変化があったのだ。すごい。すごいぞチューちゃん。(愛してるよ~~チュチュ)

・・・

う~~ん、何か間違っているような気がする。よく考えたら、今私にもっとも必要なのは・・・そう、言うまでもなく、恋人(人間の)だよね。 ひょっとしてチビッ子チューチューのあの可愛さは、悪魔~なのかも知れない。


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靴を奪いパパの外出を阻止するチビッ子

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ガオ~とパパにじゃれつくチビッ子。ドーベルらしい顔になってきた。

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なにやらごきげんな様子

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可愛い瞳で見つめられ、パパイチコロ

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第81話のアレのせいだろうか私の股間を悪戯するのが大好きな3代目チューちゃん

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この時の目が怖過ぎ。何故か誰かさんを思い出す・・というのは悪い冗談だね。(失礼)

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可愛い寝顔。可愛いポーズ。全てが可愛い。

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でも重いから、あっちへポイ。

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ゲージを脱走してパパのソファを占拠。可愛過ぎる寝顔。ゲージ内をもっと快適にしなければ。この豹柄を・・・入れるか。


 

第82話 無駄吠え防止調教

2011年12月16日 20:15

猫に負けない強いドーベルマンに育てる為に行ってきた厳しい訓練を、そろそろ卒業させる事にした。訓練のおかげで元気いっぱいになってきた。2代目チューちゃんのような本物の強さは無いが、目つきもしっかりしてきたし、体も大きくなってきたし、イタズラもよくするようになった。もう大丈夫だろう、これで猫に食べられるようなことは・・・じゃなくて、なめられるようなことは無い、と信じたい。


で、元気になったことと比例して、無駄吠えをするようになってきたので、ちょいとそれを矯正することにした。方法はシンプルで簡単。とりあえず辞めさすことが出来た。まだ本格的に「ほえろ」と「静かに」をおぼえさすのは、生後70日程度のこの子では無理だから、それは今後の課題にするとして、今回とりあえずやったのは、名付けて「臭いの臭いの飛んでけ~作戦」だ。基本的に犬は吼える事とニオイをかぐ事は同時に出来ない(たぶん)。だから私はこういう作戦を立てた。無駄吠えをした瞬間に、私は「あ!」と言ってチビッ子の鼻に向かって突進し、ある物の臭いを嗅がせた。何の臭いか。ごちそうのニオイ?それでは無駄吠えを褒めている事になるかも。私はその逆のモノを選んだ。犬が嫌う臭いとは?


まあそれは色々あろうが、あまり過激な物にならないよう、それぞれのワンちゃんと相談しながら慎重に選ばなくてはならない。繰り返すが、犬の鼻は非常に敏感でデリケート。間違っても過激な行為をしないよう、くれぐれも注意したい。で、私は何を選んだかというと、たっぷりと馬具用サドルソープを含ませた鞭だ。誤解されるかもしれないが、これで威嚇をするわけではない。単に鼻先へ持っていくだけだ。事前に、チビッ子と部屋で遊んでいる時に、この鞭で「おしりペンペン」ごっこをして遊んでいる。もちろん強く叩いたりはしない(強く叩けば恐怖心と敵意が発生し犬の心にマイナス)。だが弱くても、犬はこの「おしりペンペン」をとても嫌がる。軽く数回やって、直後に抱きしめ、「あらら痛かったか、可哀想に♪」とヨシヨシしながら、私はチビッ子をしっかりなぐさめた。


話を戻そう。チビッ子が無駄吠えをした。その瞬間に「あ!」と声をはり上げ、例の物の臭いを嗅がせた。それでチビッ子は一瞬黙った。私はチビッ子の目をしっかり見ながら、「静かに」とコマンドを出し、その時は見事に成功したので、私はチビッ子を称え、「チューちゃんは名犬だ!おりこうおりこう!ちゅ!ちゅ!ちゅ!」などと言いながら、ご褒美に抱っこをして家の中に入れてあげた。そう、今回の無駄吠えの原因は、「外寒いよう~家に入れて!」だったからだ。まだまだこれからもこういう事が続くだろう。だがこれを繰り返せば、やがて無駄吠えをしなくなるはずだ。そして「静かに」も覚えてくれるだろう。


先代チビッ子は、あっという間に覚えてくれたが、このチビッ子はどうかな。ちと長く掛かるかもしれない。 ・・・  ネ、チューちゃん。 (可愛いから許す)


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今日のチビッ子。相変わらず可愛い。

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元気いっぱい飛び跳ねるチビッ子

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長い足。ドーベル特有の怪我がやや心配

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外の小屋はまだ気に食わない様子

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中に入れてと訴える目

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入れて~と吼えまくるチビッ子

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例の物で黙らせ、「静かに」とコマンドを出しているところ。アイコンタクトに注目。


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静かにしたご褒美に入れてあげる

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うれしそうな顔。よかったねチューちゃん



 

第81話 男の特権?の子犬調教法

2011年12月12日 17:38

最近なにかと浮かれ気味の私だが、またまた良い事を思い付いた。それは、女性達が逆立ちしても出来ない男だけに許された特別な子犬調教法だ。私のカンでは、その効果はバツグンだと思う。ムフフフ。


結論から言おう。厳正なる実験の結果、通常のマズルコントロールよりも、はるかに効果が高い事がはっきりした。しかも子犬の顔が、それはそれはもうピカピカになる。ここまで書けば、勘の良い方なら、どんな方法かピンとくるだろう。そう、その答えは・・・


これを始めたきっかけは、最近巷ではナヨナヨした草食系男子が多く女性陣はワイルドな男性にあこがれていると伝え聞いたので、髭を生やし始めたのがきっかけだ。おかげで女性にすっごくモテるようになったかどうかはともかく、私は、せっかく生やした髭なのだから、これを有効活用しようと考えた。この髭を天然のブラシにし、なかなかブラッシングしにくいワンコの顔を、これでブラッシングしようと考えたのだ。ナイロンなどの化学製品のブラシや、豚毛のような死んだ素材のブラシより、短毛でデリケートなドーベルマンの子犬の、顔用ブラシの素材としては、ずっと良い事は言うまでも無いだろう。実は初代チューちゃんや2代目の時も、同じように私の顎鬚で彼らの顔をブラッシングしていたのだが、短い無精ひげで頬擦りされると、女性はよくご存知だろうが、けっこう痛いようで、チューちゃん達はとても嫌がった。無理やりやればちょっとした虐待かも。


しかし今回の本格的に伸ばした髭は、タッチがほどよくソフトで、短毛のドーベルマンにはとても心地良いブラッシングになるようだ。今までと違い3代目チューちゃんは、私のアゴで顔中をスリスリされる事をとても好む。よほど気持ち良いのか、うっとりしてくる。この方法は、通常のマズルコントロールでは得られない暖かい絆が得られるうえ、ワンコの顔がピカピカにきれいになるという副次効果もある。通常と違い、手を嫌うようになる、あるいは怖がるようになるような副作用も当然ゼロ。また、手でやるより実は自然な形に近く、主従の関係も良い意味でより深まるようだ。まさに良い事尽くめ。あえて副作用を言えば、ワンコが顔にキスをしたがる甘えん坊になってしまう事ぐらいか。獰猛なドーベルマンに育てたいと思っているひとには、お勧めできない方法かもしれない。

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怪しい目のチューちゃん。なにやら獲物を見つけた模様。

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獲物はこれだ!パパの一番大事なところを直撃。悲鳴を上げ降参するパパ

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「ついにパパに勝った」とエラソーなチビッ子。ま、タマにはいいでしょ。勇気が出て元気になる。

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元気になってイタズラやり放題。パパの靴もボロボロ。それにしても怪獣のようなでかい手。

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今から「髭ぐりぐり」をされるところ。がっしり押さえつけ、正面と耳は顎髭で。側面は首の髭で。

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うん、きれいになった。

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凶暴なワンコから、お目目パッチリの可愛いチューちゃんに元通~り。♪



 

第80話 野良猫といえば・・先代の思い出

2011年12月10日 20:19

ドーベルマンはいつ声変わりするのだろう。「ウォンウォンウォン!」と、ドーベルマン独特の、あのドスの利いた声で吼えられれば、人間はもちろんのこと大抵の動物はひく。平気なのはトラかライオンぐらいだろう。先代のチューちゃんは、初代に比べ、声変わりがずいぶん早かったと記憶している。


それはある暖かい昼間の出来事だった。当時も凶暴な野良猫たちが自宅周辺をたむろしていて、その頃はそれはそれはやかましい声で、熾烈な縄張り争いやメス争奪戦を、そういう時期なのか連日繰り広げていた。そんな中ある日、一段と凄まじい凶暴な声が庭から聞こえてきた。相手を威嚇し、メスなのか餌なのかを、俺様によこせ!と脅迫しているようだった。声はだんだんエスカレートし、やがて怒鳴り散らすような激しい声を張り上げていた。だが不思議な事に、相手の声が一向に聞こえてこない。怖くて固まっているのだろうか?いや猫同士のやり取りでそういう事は無いはず。あ!まさかチビッ子が?そういえば今ご飯をあげたばかりだ。ひょっとしてあの野良猫に横取りされそうになって、襲われているのだろうか?「チューちゃんがあぶない!」と思って椅子から立ち上がった瞬間、ご近所中に轟くような凄まじい怒声が鳴り響いた。初代チューちゃんが死んで以来、久々に聞くドーベルマン独特の、ドスの利いた怒声だ!


その瞬間、私の頭の中に、キーンと電波が走った。「チューちゃんが帰ってきた」・・・感動のあまりうっすら涙が出てきた。 ・・・ いやいや感動にふけっている場合ではない。このままではニャンコ達の命が危ない! 私は急いで階段を駆け下り、庭に飛び出してチューちゃん2世をなだめ、恐怖で固まっていたニャンコたちを逃がしてやった。 ・・・ 今から思えば、3代目弱虫チューちゃんが、昨日大きなケガもせず助かったのは、その時の借りを、ドラニャンコ達が返してくれたのかもしれない ・・・ んなワケないか。(笑)


このところ何故か先代チビッ子が、妙に懐かしい。もちろん、もう随分大きくなったのに今も私の膝の上に丸~くなっているこの甘ったれ3代目が、目に入れても痛くないほど可愛いのだが・・・。 

最近先代がよく夢に出てくる。 ・・・「パパ」と・・・。


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猫を怖がる3代目チビッ子だが、先代は逆に、この頃でも野良猫を噛み殺しそうな勢いがあった。この子は本当に、私には非常に素晴らしい忠犬だったが、気性の荒さは凄かった。これはその先代の写真。自分よりはるかに大きな野良猫達を追い散らしているところ。連中が自分のご飯に手を付けようものなら、その野良の命は無かっただろう。

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先代の性格をよく現しているショット。スリッパとの比較でまだ小さい頃だとわかる。

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でも普段はとても可愛い顔。美しい。 ベンチの下で番犬中のショット。 他人には牙を剥いてさっきの顔に。

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こちらは3代目。「パパ~」としがみつく甘ったれ。

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激しい猫の争う声に震えてびびるチビッ子

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「外は嫌でチュ」とチビッ子。

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猫を怖がるので家の中で食事

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チビッ子の寝室。安全な場所でスヤスヤ。

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可愛いショット。愛きょうたっぷりの3代目。可愛さは一番だね。鼻が少し伸びてきた。