第249話 愛犬と散歩で脳トレーニング

2017年11月17日 19:10

最近テレビ番組などで認知症予防の為の脳トレーニングの必要性がよく語られている。他人としゃべる機会が少ない人はリスクが高いので特に注意が必要だという。私などは、年はまだ若いが、肥満で糖尿病であることと、他人との接触や会話が少ないことが、かなりのマイナス点と言えるだろう。だがプラス点もある。何と言っても毎日ピアノを弾くことだ。しかもモーツァルトやショパンを弾くだけでなく、その場で即興曲を作り、ピアノの音色やハーモニーを楽しんでいる。それをやりながら鍵盤を右手左手別々の音を叩いているわけだから、相当な脳トレーニングになっているはずだ。これはかなりのプラス点だろう。

もうひとつ大きなプラス点がある。それは愛犬との毎日の散歩だ。特に、活発で、知能が高く、大きな体格のドーベルマンとの散歩は、有酸素運動をしながら脳を働かせるという脳トレーニングの基本の、一つの理想形と言えるかも知れない。アホ犬や小型犬との散歩では、筋トレにしかならないだろう。知人や友人や元妻のところの色々な大型犬小型犬、どれもあまりのアホぶりに閉口する。実家に居た犬たちのことを思い返しても、ドーベルマンは特別だと強く思う。何気ないやり取りでも、それはドーベルマンだから成り立っているのだろう。別の犬のリードを渡されても私には調律など出来ない。

さて、なにせドーベルマンはデカくて活発だ。暴走されるわけにはいかない。だからドーベルマンと散歩する人は、知らず知らず様々なテクニックを使っているはずだ。うまくいけばバッチリ反応してくれるのが賢いドーベルマンの良いところ。その成功体験が、失敗体験を合わさって、脳を活発に働かせてくれる。散歩という有酸素運動をしている時にだ。今日も散歩中行く手に、牛の様な大きな雄鹿が道を塞いでいた。こちらをにらみつけてくる。下手をすると突進してきて、巨大な角で襲われかねない。ドーベルマンだから本能的に私を守ろうとしている。そこで私がリードにクイックイッと合図を送る。理解したようで戦闘モードを解除。向こうも去ってくれた。ああ怖かった。人は減ったが野生動物は本当に増えた。因みに適度な恐怖も脳トレになるとか。ふ~


今年の11月は寒い。白いものがチラホラ
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第248話 六歳の誕生日を無事通過

2017年10月31日 12:19

チュー太郎が無事六歳の誕生日を通過した。いろいろ障害を持って産まれ、繁殖業者さんからは商品価値無しと判断された可哀想な子。引き取るに当たって、せいぜい3年、六歳は無理みたいなことを言われたが、まあすぐに死んだ時の予防線という面もあろうが、専門家からそう言われたのは非常に重かった。実際に先代の愛犬ドーベルマンは六歳前に死んでいるし。

だから無事六歳の誕生日を通過し、しかもまだ若々しく元気いっぱいなのが、物凄く嬉しい。その日、ささやかな誕生日会をやったが、手術に明け暮れた日々や、その他いろいろな事を思い出し、感動して思わず涙してしまった。

今日も一緒に散歩し、家の中で一緒に寛ぎ、出掛けて帰宅すると、帰りを待っててくれる。そして私の帰宅を熱烈に歓迎してくれる。大きな体で突撃ハグしてくることも!(苦笑)。また、留守中はきっと近寄る泥棒を事前に察知して威嚇し、家を守っていてくれている事だろう。これがドーベルマンの醍醐味か。

いつまでも元気でいてくれる事を祈るのみである。孤独な単身者の私には、年齢的にこれがラストドーベルマンだろう。ドーベルマンとの楽しい生活は現実的にはあと数年か。ふう、誰か良い人でもできれば、まだまだ次の可愛いドーベルマンを飼えるのだけどね~。ハハハ

山は既に冬模様。暖炉を占領するチュー太郎
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第247話 保険会社の出し渋り

2017年10月13日 12:24

今アメリカのカリフォルニア州で大規模な山火事が発生して未曽有の被害が出ているとか。数千もの店舗や住宅が焼きだされ、一度は行ってみたかった世界的に有名な広大なワイナリーも壊滅、何万人もの人が避難を余儀なくされている。私の友人の知人も、自宅が全焼したらしい。それは大変だったでしょうとメールすると、意外とのんびりしている。何故なら、皆火災保険に入っているからだという。聞くと向こうの火災保険は、このような大規模な天災でも全額保証、家を建て替えてくれるだけでなく、家具を新調できるよう専用のカードまで渡されるのだそうだ。それがごく普通の当たり前の話という口調だったが、さすがアメリカと言うしかない。

私の経験上それは日本ではあり得ない夢のような話だ。昔の話だが、タバコの不始末によるボヤでは、責任を問われ保険会社が支払いを拒絶、交差点で信号に従って長い時間完全に停車中に対向車にぶつけられた時ですら、こちらが右折側だからという理由で支払いを拒否された。ヤクザの闇保険屋ではない。日本最大手の保険会社だ。CM等での勧誘時では、甘いイメージとさんざんな甘言を弄するくせに、いざ支払い時になると、屁理屈をこね、あらゆる手段を使って支払いを免れようとする。だからボロ儲けして大きくなる。

日本国は「お国の為」と大企業優先。庶民など二の次だ。だから大企業も調子に乗って、うわべとは別に裏では庶民など虫ケラ扱い。社員を過労死させたのは電通だけではない。数えきれないほどの命が奪われている。電通に下された判決が呆れる。「求刑どおり罰金50万円に処す」だって。大企業が前途ある若者の命を奪った罪は、日本ではそんなものなのか。

アメリカなら懲罰的損害賠償を庶民から選ばれた陪審員が下し、こういうふざけた企業には非常に厳しい罰が下されるだろう。不正に保険金を出し渋った保険会社も、ただではすまされない。日本で個人が保険会社を訴えたところで、自分が自腹を切って雇った町の弁護士など、保険会社の弁護団には手も足も出ないだろう。しかも向こうは経費で落とせ経済的に痛くもかゆくもないが、こちらは多大な金銭的かつ時間的な負担がのしかかる。

権力者側の思いのまま。日本は本当に法の下の平等(立憲主義)の民主主義国なのか。欧米先進国とのあまりのレベルの差を、至れり尽くせりの向こうの保険の常識を聞いて思い知らされた。

 
山は今最も美しい時季。秋雨が続く予報が恨めしい
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第246話 チュー太郎猛犬に嚙まれる!

2017年09月23日 12:27

山荘のご近所さんには仲の良い爺さんがいる。この山荘へ来るようになってもう25年。当時はリタイヤした別荘族のお年寄り達が周辺に大勢いて、一緒にお酒を飲んだりバーベキューしたりして皆さんと親しくしていたが、この25年でほとんどいなくなってしまった。寂しいが自然の摂理で仕方がない。そんな中唯一の生き残り、と言ったら失礼か、そんな長い付き合いの親友に近いお友達があの爺さんだ。大手企業を定年退職し山荘暮らし。昔は若々しかったが今は80ぐらいだろうか。この人が居なくなると一人ぼっちになってしまうので、毎年初夏再会するとすごくホッとする。そして「ああ今年はあの人がいなくなったね」などと言ったりしている。

その爺さんの愛犬は、泣く子も黙る猛犬マルチーズだ。まあ半分冗談だが、近年人工的に作られた犬種と違い、3000年の歴史を誇る筋金入りの小型犬。当時は大きな犬ばかりだったろう。だから大型犬に対しては血が騒ぐようだ。昔は外敵に対し吠えたててくれるだけで良かっただろう。飼い主は弓矢などで武装していただろうから、レーダー的な役割で十分だったわけだ。だから大型の猛獣に襲われても恐れ知らずに吠えたてるマルチーズの性格は重宝したに違いない。しかも家族には愛らしい優しい性格なのだから飼い主にはたまらない。昔からこの小さな犬種は、溺愛されていたに違いない。だから我儘な猛獣になってしまう子も多いのだと思う。また家族には飼いやすい犬種なので飼い主はあまり調教の技術を磨こうとはしないだろう。こうして小さな猛獣が作られる。

数年前爺さんのマルチーズが天寿を全うした。爺さんの嘆きようは大変なものだった。なにせ玄関の10m先に大きな石を使った手作りの墓を作ってしまうほどだ。「やめてよ!○○さんが死んだらこの墓見る度悲しくなるじゃん」と言ってやったら笑っていた。そして毎日のようにお供え物をして拝んでいた。ほどなく見かねた東京に居る奥さんや息子さんたちが、うり二つのマルチーズの子犬をプレゼント。最初は抵抗感があったようだが、すぐに前の子と同じ名前を付けて、同じように暮らすようになった。まあ私と違い奥さんや子供さんたちがいるので、すぐ次のワンコが来ても大丈夫だから、羨ましい限りだ。まして小型犬だしね。

さてそのワンコももう4歳ぐらいだろうか。ある日散歩の途中いつものように、こんにちは~と爺さんの家に寄ったら、といっても山荘で数千坪の敷地だから玄関までかなり距離があるのだが、その子が玄関から猛然と飛び出してきて、あっという間にチュー太郎の足に噛みついた。それもガガガガガーと結構激しくだ。一瞬の出来事でどうしようもなかった。当然チュー太郎は反撃。哀れ小さなその子はオダブツに。は冗談だが、ケガを負い爺さんは動物病院へ直行。正当防衛だったがその時はまだ状況は知らず、ぎくしゃくした感じに。当日夕方、その子の元気な鳴き声が聞こえたので心底ほっとした。傷が癒えた数日後に麓への買い物に誘い、車の中で状況を説明し、美味しい中華の店でランチをして完全仲直り。良かった良かった。大型犬に向かってくるというあの犬種の性格を甘く見たミスだった。教訓になった。あの子が死んでいたらと思うと本当にぞっとする。


初めて犬に噛まれ大ショックだったチュー太郎w
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第245話 謎の眼科医・真逆の診断

2017年09月12日 13:25

ハートの弱い私は、なかなかセカンドオピニオンなど出来ないのだが、目の手術がどうしても嫌だったので他の医師に診てもらおうとしていた。そこで総合病院なので、日を開け、曜日を選んで別の医師が担当する日に。まあ偶然だが実は前の担当医は他所へ転勤していて居なかったのだが。だから逆に受付の方が、申し訳なさそうに「先生が替わります」と言ってくれ、ホッとした。さあ、いざセカンドオピニオンへ。

随分待たされた。待合所ではそれほど患者がいない。一人一人がやたらと長い。予約して朝早く行って、私の順番が来たのは昼近くだっただろうか。後の人達どうするの。待ちくたびれてキレてるおっさんもいた。と余計な心配をしながら先生のもとに。目の検査ではあの薬がさされる。瞳孔が開いてまぶしくなって何もかもがキラキラ輝くあの薬だ。そんな状態でカーテンが開かれ、そこに現れたのが20代後半と思われる非常に可愛らしい美人先生! 孤独な単身者で失明の恐怖におののく私の手を触り、天女の様な優しさと嫌らしくないお色気で、私を励ましてくれた。そしてたっぷり時間をかけて検査してくれた。時間が掛かるはずだね。

で検査の結果は、「まったく大丈夫」。と耳を疑うお言葉だった。「でも先生、前の先生は」と言うと、「糖尿病の影響が血管に若干みられるけど、今の段階ではそれほど心配するほどではない」「白内障の兆候はない」。うーん、何だったの前の診断は。あの先生、手術がしたかっただけ?自分の実績作りに。

というわけで安心した。孤独な単身者にとって失明は地獄。その恐怖から解放され、どれほど嬉しかったか、言葉で表現するのは難しい。ますます天女様に見えてきた若い女医さんに、「薬のせいか先生がキラキラ輝いて凄い美人に見えます!」と言うと、看護婦さんと二人で大笑いしていた。先生から「定期的に検査に来てくださいね」と言われ、「はい!毎月必ず!」と言うと、そんなに来なくていいですよと言われてしまった。ああ、あのおっさんのようにはなりたくないな。待ち時間長いもんね。安心した精神的なものだろうか、気のせいか最近目がよく見えるようになった。こうなると半日潰れる検査はなかなか行く気になれないけど、前よりは行けそうだ。
 
見つめ合うチュー太郎と私。目が見える幸せ
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